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令和 3年12月定例会(第3日12月15日)

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  1. 播磨町議会 2021-12-15
    令和 3年12月定例会(第3日12月15日)


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    令和 3年12月定例会(第3日12月15日)             令和3年12月播磨町議会定例会会議録                            令和3年12月15日開設   1.議 事 日 程     第 1 一般質問     第 2 議案第60号 播磨町事務分掌条例制定の件     第 3 議案第61号 播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づ                く職務権限の特例に関する条例制定の件     第 4 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定                の件     第 5 議案第74号 播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定                の件     第 6 議案第75号 令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)     第 7 委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に付した事件     日程第 1 一般質問     日程第 2 議案第60号 播磨町事務分掌条例制定の件     日程第 3 議案第61号 播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に                  基づく職務権限の特例に関する条例制定の件
        日程第 4 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例                  制定の件     日程第 5 議案第74号 播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例                  制定の件     日程第 6 議案第75号 令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)     日程第 7 委員会の閉会中の継続調査の件 1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 神 吉 史 久 議員      10番 河 野 照 代 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し 1.会議に出席した説明員(17名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           浅 原 俊 也    教育長           岡 本 浩 一    理事           長谷川 善 一    理事           藤 原 秀 樹    理事           高 見 竜 平    理事           武 田 健 二    理事           高 砂 幸 伸    会計管理者           松 本 弘 毅    企画統括           日 野 統 内    危機管理統括           本 江 研 一    総務統括           西 田 恭 一    保険年金統括           坂 上 哲 也    住民統括           福 本 善 夫    土木統括           藤 原 崇 雄    上下水道統括           西 野 直 樹    学校教育統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           浅 原 浩一郎    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時58分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(河野照代君)  おはようございます。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者からカメラによる写真撮影の申出があり、許可しています。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………… ◎日程第1 一般質問 …………………………… ○議長(河野照代君)  日程第1、昨日に引き続き、「一般質問」を行います。  政風会、藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  おはようございます。本日のトップバッターということで、野球ではトップバッターは俊足巧打、そういう人がなるんですけど、そうなっとるかなっとれへんか分かりませんけど、通告に従い質問いたします。  1、下水道について。  令和2年度播磨町下水道事業報告書によると、年度末処理区域内人口3万4,048人、普及率98,1%、水洗化人口3万1,600人、接続戸数1万3,913戸、水洗化率92.8%となっている。接続戸数は、前年比292戸増とある。また、管渠布設工事は4地区とある。  そこで、以下の質問をします。  ①管渠布設工事ができていない地区はあるのか。また、土山駅北地区は、管渠布設工事はできているのか。  ②前年度接続戸数292戸となっておりますけど、新築戸建てとそうでない戸建ての割合は。  ③下水道法では、接続可能となった地域では、接続する義務が課せられているが、どのような働きかけをしているのか。  ④接続しない、できてない理由の多くは何か。  ⑤水洗便所普及促進費とは何か。  ⑥令和3年度播磨町下水道事業会計予算説明書の令和3年度下水道事業工事予定箇所図にある東野添地区汚水管渠布設工事という、ちょっとこれの内容はいうねんけど、下水管と汚水管、その違いをいうことでちょっと言うときます。  2、野添のため池について。  (1)ソウブチ池について。  平成29年7月18日の厚生教育委員会においていろいろ説明しておりますね。農業用ため池との役割を残しながら、地盤改良による環境改善や堤体の改修等を行い、災害に強い安全なため池へと整備します。隣接する4自治会に、安全・安心の良好な自然環境の保全に努めるとある。土壌改良でヨシなどの雑草の繁茂を防ぐということもあったと思うが、全然そうはなっていない。雑草の繁茂により近隣住民に多大な迷惑をかけている。どうにかならないかと思う。  ①一つの案として、常時水をためておくというのはどうかということです。  (2)蓮池について。  ①こないだちょっと聞いたんですけど、こないだ改修のため調査を進めていると聞いているが、どのような箇所か、何をするかいうことやね。  ②着手、着工はいつ頃を予定しているのか。  3、空き家対策について  地域住民より周辺の生活環境に悪影響を及ぼしている空き家の相談が寄せられていることから、適切に管理されていない空き家等に対して、対策や措置を行う必要性が高まっている。また、超高齢化、人口減少が進む中で、今後さらなる空き家の増加が想定され、特に高齢者単身、高齢者夫婦世帯が居住する住宅の空き家化も懸念される。  そこで、以下の質問をします。  ①現在の空き家の戸数は。  ②特定空家等の戸数は。  ③特定空家等に対する措置については、行政指導である助言または指導、勧告、不利益処分である命令、代執行、略式代執行になるが、町はそれぞれの戸数を把握しているのか。本当に危険な状態の空き家には命令を行い、標識、柵の設置等、町が素早く措置すべきである。本町の考えは。  以上、質問します。 ○議長(河野照代君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  おはようございます。  政風会、藤原秀策議員の3点目の御質問、空き家対策について、お答えいたします。  ①についてですが、令和3年8月末現在において、通報や実地調査により把握している空き家件数は293戸となっております。  ②についてですが、特定空家等と判断された件数はこれまでのところございません。  ③についてですが、特定空家等に関する行政指導として、助言または指導、勧告、命令、代執行の実施のそれぞれの件数はございません。  一般的な空家等の相談等があった場合では、現地確認を行っております。確認項目として、外観目視調査及び所有者等の調査を実施し、所有者等への適正管理の依頼を行っております。空き家は私有財産であることから、自主解決であることが前提でありますが、長期にわたり適正管理が実施されずに、町民の財産や生命への危険に結びつく特定空家等の移行が懸念されるようであれば、播磨町空家等対策推進本部において、情報共有及び意見集約を行い、また、播磨町空家等対策協議会への報告などを行い、必要な対応を進めてまいります。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  続いて、高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  1点目の御質問、下水道についてお答えいたします。
     ①についてですが、市街化区域内におきましては、おおむね供用開始区域となっております。令和2年9月定例会の岡田議員の一般質問でお答えしましたとおり、一部下水道工事が困難な場所がございます。具体的な事例では、公共下水道が布設できていない私道があり、町内に10か所程度あるのは把握しております。布設できていない主な原因は、私道などは所有者の承諾を必要としますが、企業の倒産や廃業により連絡が取れない事案があります。土山駅北地区につきましては、主要な町道や里道では、汚水管は整備されていますが、駅北整備計画が決定されていない道路位置での汚水管整備では、重複投資を避けるべきことから、敷設計画を見送っているところでございます。  ②については、令和2年度の接続戸数292戸のうち、新設工事は261件、改造工事による接続は31件となっております。  ③については、新たに供用開始区域となった地区で未接続の世帯に対しては、文書や訪問により、公共下水道への接続依頼を行っております。また、それ以外の未接続世帯につきましても、年に数回、町内の地区ごとに文書で接続依頼を行っており、必要に応じて戸別に訪問し、直接接続依頼を行う場合もございます。  ④については、空き家状態で居住の見込みがないこと、経済的な事情により必要な資金調達が困難であること、家屋の老朽化により建て替えや取壊しを検討していることなどが主な理由でございます。  ⑤については、供用開始から3年以内に浄化槽またはくみ取便所を改造し、公共下水道へ接続した方への助成金の交付の他、改造工事をしようとする者に対し、必要な資金の融資あっせん及び利子補給を行っております。  ⑥についてですが、東野添地区汚水管渠布設工事については、東野添1丁目地内における管渠布設工事で、公共下水道を整備したものです。工事概要ですが、下水道本管の布設延長102メートル、マンホール設置箇所が2か所、公共汚水ますを2か所設置しております。 ○議長(河野照代君)  次に、長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  2点目の御質問、野添のため池についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、ソウブチ池を管理されている野添水利組合に確認したところ、今年度は池の水を抜いた状態としていましたが、今後は一定の水位を保つように管理する予定と伺っております。ただし、ソウブチ池では、令和3年2月24日に兵庫県総合治水条例の規定に基づく指定貯水池の指定を受けたことから、台風期等は、雨水貯水容量を確保するため、水位を下げる取組が必要となります。また、稲の収穫後の時期については、ため池の管理上、水を抜いた状態とするかいぼりを実施することがあることについては、御理解いただきますようお願いいたします。  (2)の①についてですが、蓮池公園北側のブロック積みの範囲において、地盤の盤下がりが見受けられることから、公園と接する面であります蓮池南側ののり面約100メートルの範囲であります。調査は大型土のうを設置している範囲となります。  ②についてですが、早期に施工を行う必要があることは認識していますが、工法を選択し、費用を算出し、財政状況を踏まえ、地元水利組合との協議により、施工年度など着手時期を検討してまいりたいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員の再質問を許します。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それでは、下水道について大体できていると、①大体できていると、できにくいところが10か所ほど残っとるということなんですけど、土山駅北地区は汚水管というと、私、ちょっと他に思ったりするんやけど、⑥でも出しとるんやけど、汚水管渠工事下水管管渠工事、これどない違うん。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  下水道という中で、下水道管というのがあるんですけど、下水と一言でいいましても、汚水と雨水があります。下水の中に、一般的に下水、下水というのは、上水道、下水道というような形で下の水と書くんですけども、一般的に下水道法の中に汚水というのは、汚物等流れるものという認識でございます。ですので、汚水管渠布設工事ということで、昭和62年ぐらいから下水を整備してきてるわけなんですけど、この汚水というのは、あくまでも宅内の排水を流す、雨水ではなく排水を流すものを汚水と位置づけております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  下手なパソコン引いてそない書いて、敷地内から出る、引くまでのとこを汚水管というと、そやけど、⑥になったら汚水管管渠工事になっとるさかい、敷地内から下水管に引くいうたら、それちょっと納得いかんねんけどな。そういう工事をするということは、個人の家へ工事をするというか、町がするいうことやろ。そやけど、敷地から下水管に引くいうことは個人がするいうことちゃうん。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  基本的に個人資産の中は町費の投資はしておりません。汚水管渠布設という中で、公道の中に流すもの、流すための管ということで下水道管があります。これがいわゆる汚水管でございます。それで、宅内から2件というような取り出しというのがありまして、一般家庭の中から接続するための汚水ますの設置までを播磨町は設置しております。これ全国的に市町村によっていろいろまちまちなんですけども、2市2町では、宅地の中の第1次汚水ますというのがあります。いわゆる本管、町道から、公道から面した一つ目までのますを公費で設置しております。ですので、公共汚水ます設置というのが、そこの一つでございます。宅内の改造工事というのは、申し訳ないんですけど個人負担になってしまいますので、浄化槽の撤去とか、水洗くみ取便所の改造工事いうのは個人費用となります。ですので、投資というのは、あくまでも第1次汚水ますの設置までを公費でやっております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それはそれでよろしいわ。  ①のこの10か所近くがあるいうことやねんけど、土山駅北地区は、せやさかいに、区画整理か開発か、どっちか言い方はいろいろあるんやけどね、それをはよせんとね。接続できてないとこが、私、今年の代表質問で聞いたんやけど、駅西地区で70戸接続できてないいうてありましたわね。またこれ戸数聞いたら通告してない言いよったんやけど、戸数はざっと分かりますか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  先ほど駅西という表現やったと思うんですけど、駅北の間違いでしょうか。駅北ですか。ちょっとお待ちください。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  処理分布としてあるんですけども、68戸という認識でおります。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  戸数はその戸数やなしに、家の戸数は何ぼかいう、そのうちの何ぼかいうことを聞きたいわけやけど。それは分かれへんいうこと。ざっと200件とか、そのことを聞きよったんやけど。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  すみません、資料がありませんので全体戸数のうちの68戸が残ってるということで、全体戸数というのは今詳細は分かりかねます。 ○議長(河野照代君)  通告しておいてくださいね。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  それもあるさかいね、私はね、何回も何回も言うようやけど、駅北地区の開発を、いうたらまた通告してないとかどないこない言われるか知らんけどね、だけど本当にしてね、引きたい思ったって引かれへん人ようけおるように思うねんね。せやから、何なっとかかる思うねんさかいね、地道に、こんなこと言うたらまた何回も何回も言われる思うけど、70戸いうたらやっぱり多いですわ、あの地区でね。そういうことで開発いうんか、大まかなやつでもいいから、やってほしいないう思いがあります。これはもうそれでよろしいです。  ②の前年度戸数261件。今日び新築するいうたらもう皆あれやわね、つなぐまで、これ当たり前のこっちゃね。それと、そうでない戸数が31件。こない言うてもこのぐらいでええんかな。それはそれでよろしいです。  ③の下水道法では、くみ取りでは3年、水洗、浄化槽では速やかにいう、下水道法ではそないなっとるんやけど、そういうことは大体その地区で、そういうことは大体守られてるんですかいね。3年以内とか、浄化槽は速やかにいうことはスムーズにいっとるんですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  従前、公共下水が始まったときは、下水管布設するとこにある土地、宅地に関して説明会、案内を送ってやっております。昨今、件数が大分減ってきております。今、ご説明の中で申し上げたんですけど、100メートルに対して2件とか6件とかいうような形につきましては、当然、隣接する宅地計画があるんかないかというのも調べた上で、その方々にここに下水を入れますということで、同意というたらおかしいんですけど、説明を行っております。その中で、切り替えていただくということで、あと、浄化槽あるいはくみ取り、切り替えたときのこういう費用が発生しますと。発生というかそういう制度がありますよというご案内と、その中で3年以内に切り替えるということで、個々に説明、あるいは文書という形でさせていただいておりますので、やって知らんといわけではなく、近隣の方には説明をさせていただいてるということで御認識いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  その推奨いうんですか、お願いではないんやけど、それは前は加古郡広域シルバー人材センターの人にしよったけど、今は誰がしてますの。どういう方法でそういう切替えを促してますの。前は加古郡広域シルバー人材センターの人がいうことはずっと前に聞いたことがあるんやけど。今はどないなってますの。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  数年前までは加古郡広域シルバー人材センターの方2人が自転車に乗って、未接続のエリアに1件1件行かれてて、追跡調査等をやっております。なかなかしていただけないというところもありますし、大体、建て直しが出てきて、件数が減ってきております。その中で、答弁の中にエリアごと、区域ごとに分けて文書という表現をさせていただいたんですけど、大中地区を今回、本荘地区を今回というような形で送りまして、その中で、文書が着いた中で、定期的に職員が見てるということなので、加古郡広域シルバー人材センターを使ってずっと水洗というのをしてたんですけど、なかなかある程度切替えができてきております。新築はおのずと下水のほうに切り替えていきますので、既存家屋に関しては件数が絞られてきてますので、現在、加古郡広域シルバー人材センターで普及員という形までは取っておりません。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これ今聞きよったら、空き家が大分あるね、こういうのを空き家のとこで接続工事ちょっと難しいとこもあるんやけど、建設的なこともあるんやけど、その人は住んどるいうことやけど、住んでない人で勧奨するいうたら、なかなか難しいとこもあるね。これはしゃあないとこがあると思うんやけど。  それと、私知らんかってんけど、水洗便所普及促進費、これ町の補助がちょっと出るいうことやね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  そうです、浄化槽切替え、くみ取り切替えしたときに、浄化槽の場合でしたら8,000円、くみ取りでしたら1万円ということで、期間内に切り替えていただいた方にその費用を助成するということでございます。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  そういうことが勧誘いうんか、勧奨するときにそういう説明もやっぱりするわけやね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  新たに整備したとき、供用開始区域打ってから3年以内というのがございます。ですので、私たちも3年超えてしもたらこの制度、助成できませんので、3年以内に切り替えてくださいいうことで説明は申し上げております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これ3年超えたらもうあきまへんのか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  これはもう当初から、下水道創設時からそのルールでやっております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  これはこれで終わります。  2、野添のため池について。地盤改良によって環境改善や堤体の改修、これはできとんねん。平成29年7月の厚生教育委員会の入札に入る前の説明、委員会で説明しておりますわ。そのときに、池堤の泥土はセメントを混ぜて地盤改良を加えることにより、今後、草が生えにくくなると考えておりますいうて、その後も説明のとこで、20年は大丈夫か何かそういう文言もありますわ。20年どころかまだできて4年ぐらい、こないだも私ちょっと聞いて、水利に言うてええかどこか知らんから住民グループに言うたんやけど、そのときに返ってきた返事が、今年3回しとんねんけど、4回目になるんかないうて、それはよろしいんやけど、なんせ草が、雑草が生えとるんやけど、雑草違いますわ、木と雑草の間みたいなやつですわ。むちゃくちゃ繁茂してますわ。それ理解できてますか、ちょっとそれを確認したい思うんやけど。役場に言うてもええんか、ちょっと難しいとこやね、水利に言うんか、役場に言う、私が言うたんは住民グループに言うたんやけどね。住民グループから、それからどうも水利のほうに電話してくれよるみたいやけどね。これはもうややこしいこっちゃ、野添の財産区か水利の分か知らんけど、堤体とか泥土の改良とか、そんなんは町がしとんやけど、草刈りは水利がしよんやね、あれ。その辺でどっちの分がどないやいうて、そういうとこがあんねんけど、草刈りは今年でも4回はしてますわ。だから非常に迷惑かけとんねんけどね。これ、前のセメントを混ぜて工事しとるんやけど、これまだ4年ぐらいしかたってませんわ。聞いたそのときの厚生教育常任委員会では20年は生えにくくなる、全然そうなっとれへんねんね。それで、今、答弁でため池、水をちょっとためるいうことやってんけど、水どのぐらいためるいうことでよろしいの。ほんまにね、私見に行ったときはもう水がなかったですわ。昔やったらヒシがあってね、ヒシが生えるけど、皆、水ためてましたわ。今もうなかったらね、ほんまに草いうたらほんまにちょっと水あったら、ほんまにぶわっと伸びるからね。植物園とは言われへんけど、ほんまにひどい迷惑かけてますわ、あの周りの自治会にね。このたび水張るという、ちょっとはええねんけど何ぼぐらい張りますやろ、あれ。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  まず、最初から順を追って答えさせてもらいますと、まず、改修工事の話で、ヨシが生えてるのにということから話しますと、当時の改修工事では、道路に面した部分については道路への影響を考慮しまして、土壌改良を実施して雑草の繁茂自身を防ぎました。結果、土壌改良されていない部分からヨシ等が発生して、広がっているものと考えているところでございます。当初の想定以上にヨシ等が繁茂している状態でありますが、それ自体は自然のもので防ぐことが困難でありますので、その辺はため池管理者へ定期的な刈取りをお願いしているところであります。  それで、水の張る分ですけども、先ほど答弁で申し上げましたように、2月に指定管理者の指定を受けてますので、今年に限っては早めにいうんか台風期に雨水貯水容量を確保するために水位を下げる取組を今後もしていくわけですけども、今回、かいぼりいうことで池の水を抜いた状態で一遍乾かすいうことで、池の水をさらって天日干しにして、空気にさらして水質を浄化してみたということですけども、今後は台風期以外は水を抜くことなくある一定以上の水位を保って保存するところでございます。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  水位を保ついうて、どのぐらい保つんかないう、それを聞きよるねんけど。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  どれぐらい、翌年の営農に支障のない範囲でためる。来年の営農に支障のない範囲で水位を下げるというような事業をしてますので、その辺を守って、どの辺、何ミリとかいう、何メートルというようやなしに、水位を下げて台風期の水をためれる事業をするように手を挙げてられますので、水位を減らすというところで、どれぐらい減らすというか、どれぐらいためるというか、その辺は翌年の営農に支障のない範囲で水位を下げられるところでございます。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私ね、水位を下げるより水をできる限り張ったらどうかいうことを言うとるんですわ。そういう考えはないんかな思てね。そのときにずっと私、播磨町の12のため池をずっと回ったんですわ。11月から。そのときに、蓮池なんかもうずっと草は一つも生えてませんわ。あとの11回ってもあんだけ池に草が生えてるとこどこもないですわ。堤には生えとるところあるけどね。池の中であない草が繁茂しとるところほんまにないですわ。他は知らんけど蓮池なんかはずっと水張ってますわ。このたび見に行ったら、このときはなかったけどね。ほんとに水張ったほうがええんかないう思いがあって、ほんまに今の草が生えとるところを見たらね、ちょうどほんまにええいうんかね、セメントを混ぜて土壌改良したやつ、一つもわしできとれへん思うねんね。あとで工事する、追加でね、大分追加で出してますわ。せやからせっかく多額な資金をつぎ込んでしとんねんけど、一つもなっとれへんな思いよるけど、このたびはまた水を張るいうことやけど、しゃあない思って、そない言うんやったらどないもしゃあないねんけど、注意してもらわなしゃあないねんけどね。近所からいろいろ4自治会は本当に、私もちょびっと田んぼがあるんやけど、草はほんまにしゃあないねんけどね、あの草はほんま近隣で見たことないような、ほんまに雑草がほんまに生えてますわ。雑草より木と雑草の間みたいな、ほんまにどないもしゃあないやつが生えてます。あれはほんまに何とかしたらんとね、近所ごっつい迷惑しとりますわ。そない言うてセメント混ぜて土壌改良しとんねんけど、できとれへんねん、それな。 ○議長(河野照代君)  質問それでいいですか。  そのヨシを、繁茂している植物を刈れと言ってるんですか、それとも水を張れ、どちらの質問なんですか。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  水を張ったらどうやいう。 ○議長(河野照代君)  張ったらそれが繁茂しない。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  いや分かれへんけどやな。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  ソウブチ池、今年から町内でもソウブチ池と妹池につきましては、台風期の2か月間、水位を下げておくという県の事業を実施、受けておられるわけですね。だから、その辺は水位を下げる必要があるわけですけども、ヨシ自体は水質浄化とか生態系の安全に役立ってる植物であるところでございます。住宅地の中にある池でありますので、穂の飛散時期なんかの刈取りはどうしてもため池管理者にお願いせざるを得ないところでありますけども、その辺のところこれからもお願いしていくところでございますので、また密にため池管理者と意見といいますか、図っていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  何か質問があったら続けてください。  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  納得できひんねんけど、せっかくあれも工事するときに、砂がどないこないいうてね、初めの工事料より追加してますわ、あれね。本当に多額な工事費つこてね、しとんねんけど、20年もつんちゃうか、生えにくいんちゃうかいうけど、全然そないなっとれへんからね。その生え方もきついからね。ほんまに亀とか敷地内に入ってくるいうて、そんなことも聞いてますねんね、上がってきてね。だから、そういうことで本当に何とかならんのか思って水張ったらいうこと、水は多少は張るいうことやねんけど、それはちょっと来年のことで見守らなしゃあないいうことやからね。またあかんかったらそのときに、また来年、少しちょっと言うてもいいかな思うねんけど。町長、何かありまんのんか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  ソウブチ池の工事につきましては、草の件、アシ、ヨシの話だけではなくて、南側の団地に対して、堤体を強固にするということも大変大きな目的がございました。それと、西側のアシ、ヨシ、それをできるだけ撤去するということ、そういった目的はほとんど達成されていると思います。  確かに、時期によってかなり草が繁茂してるというのは、以前に大瀧議員からも御指摘がございまして、私も確認しております。すぐ近くに住んでおりますので。  ただ、先ほどから長谷川理事が申し上げておりますように、ソウブチ池につきましては、そういったもろもろの課せられた役割といいますか、そういうものもございますので、町といたしましても水利組合に適宜これからもいろんな住民の声はお伝えしてまいりますけれども、やはり年間を通じていろんなそういった状況も発生するということもぜひ御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  蓮池やけど、南側の公園のとこだけ、そこだけ直すいうこと。あれほんまに長いこと土のうを積んで不細工なことしとんな思って、ずっと思いよったんやけどね。このたび池のことで、ソウブチのやつでぷっと見に行ったら、きれいに水引いてね、ほんで聞いたら、いやあそこ調査しよりますねんいうことで、ああそうかいな、長いこと土のうをようけ積んでましてね、すっきりするいうこっちゃね、あれ。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  池と公園との間に大型土のうが積まれております。平成28年、29年にかけてちょっと腹が出たというか、ブロックの部分があるいうことで、調査のときに積まれてます。今回、フェンスの傾き、それから、答弁の中にあった盤下がりというのが一部見受けられるので、盤下がりといって地盤的に凹凸のような形で不陸が目立つ、あとフェンスの傾きがありましたので、現在、そのフェンスに単管で補強しております。補強はあると思うんですけど、それは外から見えるんですけど、ただ、いつまでもいうわけにいかないので、今回、水利組合にお願いして水を抜きまして、池の中の地盤調査も踏まえて調査をすると。最初、水張った状態でもできないことはないんですけど、より正確にするためには、水抜いたほうがええんちゃうかということで、土のうの範囲、影響範囲がその辺りになりますので、そこまでの部分の底地の調査をするために水を抜いてるということです。  復旧に関しては、それで工法設計で工法が決まりましたら、また、その内容によって予算化して修繕という形をやっていきたいんですけど、何分、水利組合との水の利用計画もありますので、その辺りは水利組合とお話しした上でやっていきたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  あの土のうがね、長いこと積んで不細工なことになっとんの私ずっと思いよったんやけど、今言ったようにフェンスもね、何か倒れとうやつをこないして支えとるわ、何かね。そういうことで、ようするということやからそれはそれでよろしいです。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  空き家対策について、①なんですけど、現在の空き家の戸数が293戸、これ平成27年のとき、記録見たら201戸になってますわね。大方90戸増えとるいうことやね。それでよろしいんですかいね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  調査をしたときに201戸、今回、調査いうか聞き取り、それから現地確認したところでは、トータルの、加算方式を取ってますので、何ぼかは消えてますけども、293戸ということで、今回そんだけ、92戸も増えてるということでございます。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員、挙手をしてから発言してください。挙手してください、当てますから。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  ②の特定空家等数がなし、なしいうことですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  播磨町では特定空家等はなしと思ってもらって結構です。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  なしいうてね、どないうの、特定空家等のこの、私ちょこちょこ言うんやけど、西野添1丁目のあれ言うんやけどね。本当に危ないんですわ。そういうこともあって、あれも特定空家等いうのは、倉庫か何かに使われとったら空き家という、除外するという、そういう理解でないいうことですかいね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事
    ○理事(高見竜平君)(登壇)  まず、空き家の中にも一言でいう空き家という形で、入居はしてるんやけど一月、二月、空にしてたら空き家と。1年してても空き家なんですけど、適正管理されてるかされてないかという問題で大きく異なってくるかなと思います。  今回、ご質問の中にあったように特定空家等という形になりますと、これ定義になってしまうんですけど、建築物、建物ですね、またはこれに附属する工作物、これいわゆる倉庫なんかも入ってくるんですけど、のものであって、居住というのが兼ねてます。いわゆるそこに生活するための建物というのを空き家の位置づけいう形になってますので、倉庫というのは、特定空家等という位置づけではないんです。ただ、危険な家屋いう形の物件になってきますので、それはまたこれとは別なアングルで縛っていくという形になります。  特定空家等にしようとするならば、生命の危険とかその他越境してくるものとかいういろんな条件がございまして、それを全部網羅したものでないと特定空家等の位置づけにならないと。なので、確かに見た目、野生動物がある、草木が生えてるというのだけで、個々のこういうメニューがありまして、その中に全て該当したものを特定空家等という位置づけになってきますので、播磨町では、件数というたらおかしいんですけど、フローの中でいったら、今のところ該当してません。  ただ、このまま放っておくと今後出てきます。近隣市町も、兵庫県のホームページでも公表されてるんですけど、特定空家等まで指定するというのは、それなりの大きな目標値になってきます。それなりの勧告等々の命令が出てきますので、取扱いというのは、非常に近隣市町もいろいろ確認はするんですけど、入念に考えた上、対処してるということでございます。ですので、播磨町もその定義に沿っていろいろ検討はするんですけど、特定空家等に達してないいう形になっております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  私、前言うとったけど、当局も知っとる思うねんけどね、本当に空き家やけど、私、稲美町ちょこちょこ仕事で行くとこがあるんやけどね、稲美町の県道沿いに、天満大池の下にね、その家はもう潰れてもうとんやけどね、歩道に柵してますわ。このやつにも特定空家等という標識とか柵とか書いとるけどね、本当にどないいうんですか、危険なところは事故を防ぐためにそういう柵でも、特定空家等ではないか知らんけどね、危険な、ほんまに危険なとこはせめて柵でもして、周囲に通行のときに知らせるとかね、そういうことはしてもいいかなと思うんですわ。稲美町のやつ本当に広い広い県道、4車線の県道の歩道にそないして柵がしてますわ、もう大分前からね。その家屋はもう潰れてもうとうけども残っとうけどね。せやから、そういう危険なところは、私が指摘しようとこはね、あれ本当に危ないのよ、本当に瓦がずり落ちてきたらけがするからね。そういうとこで何か柵でも何でもええけどね、何か措置してほしいないう思いで言うとんねんけどね、その辺の考えはどないですかいね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  この特定空家等に関しては、加古川土木事務所にもいろいろと相談しいの、2市2町、3市2町いう形で近隣ともいろいろと確認はしております。兵庫県の中でも公表されてまして、特定空家の物件数いうのがございます。これ、兵庫県下41市町で1,151件ございます。非常に多いなと思ったんですけど、近隣市町を見ますと、お隣の明石市、これ兵庫県のホームページに公表されてますので回答させていただきますけど、現在、特定空家等、令和3年3月31日現在で24件でございます。世帯数、建物の数からして24件になってます。お隣の加古川市、5件でございます。それから、高砂市、2件でございます。稲美町ゼロ、播磨町ゼロとなってます。この1,151件、非常に多いんですけど、神戸市とか阪神地区が結構300件、400件いうような単位で入ってますので、トータルで1,151件になってます。  それとあと、問題は個人の中、敷地の中なんですけど、敷地の中に入るというのは、いろんな法律見ると、立ち入ることはできるとはあるんですけど、これ入るときに、土地所有者の承諾なしに入ることはできません。ですので、土地所有者、建物所有者、建造物に入りますので、こんなん建造物違うやんと、非建造物やんという形でいうんですけど、敷地の中に入るというのは、基本的に所有者の同意が必要ですので、なかなかそこまで手が出せないということで、特定空家等、いわゆる昔いろいろ特措法とかいって、今は空家法という形に変わってるんですけど、その中で対応するとなると、特定空家等の指定を受けて入り込むという形になります。特定空家等の指定を受けてやろうとするときに、先ほど申し上げた判断基準いうのがございまして、建物、工作物、それから草木があるかとか、ごみ、物品、それから動物が出入りしてるか。建物の中でも倒壊もしくは危険であるとか、衛生上の話とか、景観阻害とか、その他生活環境保全ということで、中にホームレスの方が入ってしまうとか、子供が入るとかいうような形になってくると、ある程度の指定になります。ただし、これも何度も何度も町から通告、勧告した上で、相手がなかなかできないという場合に限られてきます。する意思はあるんですけど、相続ができてないねんという形になると、行政が介入できるかというと、なかなかできないということで、兵庫県下こういう状態になってるというのがあります。法律上は、特定空家等に指定することができるいうことで、苦渋の判断でやるんですけど、上屋、底地によって持ち主が違う場合もございますので、特定空家等にした場合、両方にどんと入りますので、土地所有者が難色を示す場合もございます。ですけど、行政としてやらなあかんときはそういう方向に持っていくんですけど、なかなか敷地の中に入って、いいですよと、遠方におるからやってもらって結構ですよという分については町できるんですけど、連絡が取れないとか、いやしてもうたら困ると言われたら、行政としてはできない。ただ、それが被害を受けると、その方が民法上とか刑事訴訟法に基づいて法律的に諮っていくわけなんですけど、行政としてできるのもその辺りがボーダーラインということで、あくまで土地の承諾がない限りフェンスはできないということになります。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  フェンスができないいうたら、道にやったらできるんちゃうん。道でもできひんか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  今から7年ぐらい前ですかね、東本荘で棟が落ちまして、表に出てきた分、前に水路敷きがあったので、水路敷きの上に、当時は管渠のほうと道路管理者ということで、危険ということとフェンスしました経緯があります。道でしたらできます。ただ、道路付近を大きくやってしまうとなると、今度、道路法の適用になってくるので、特定空家等の条件に乗せていくような形にはなります。ですので、危ない場合でしたら、道に、短期間ですけど設置することは可能と考えております。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  通学路にもなっとるからね。通学路は反対側通りよるねんけどね。瓦がこっちに来るとしたら危ないないう思いがあるねんけど、何か前に聞いたけど、その家に、奥の家に住んどってやからね、何か話しに行ったいうことはちらっと聞いてんやけどね。そやけど、いつまでも放っとったらほんまに危ないないうて、いっつもそない思うんやけどね。そない思て道路に柵でもいう、危険とかそういう張り紙するいうたらちょっといろいろ抵抗がある思うねんけどね、柵ぐらいやったら簡単なやつ、柵しとったら通る人でも何で柵しとんねんやろかないうて、ちょっと注意喚起にもなるかないう思いがあるんやけどね。ちょっと難しいかな、できるかな。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  道路上に規制をかける状況になれば、特定空家等の中に一歩前進というべきなのか、進めるべきなのかという話になってきます。恐らく西野添のとこ言われてるところというのは、道路上にあって、裏側が里道みたいなところがあって、瓦がずってたということやと思うんですけど、昨年、夜間にPTAから都市計画グループに電話がありまして、担当と私、行ってきたんですけど、道路上に越境してないんですね。ただそれが道路上ぎりぎりで落ちる状況にあります。ただ、やっぱり通学路で危ないというご指摘を受けてますので、その方には御説明させていただきました。道路上に規制をかけるとなると、事実として崩れれば当然対応はしますけど、崩れてないものなので、なかなか行政として手が出しにくいので、お願いという形で行かせていただきました。倉庫みたいになってまして、棟続きの中におうちがありまして、その方、入居されてて、息子さんもおられたので、担当と夜8時半頃ですかね、30分程度御説明して、いろいろさせていただきました。瓦の屋根だけのけたという形になってます。のけたというても部分的にのけられただけなので、今後、潰していただきたいという話、危険であるという話の御説明を申し上げてます。  同時期にもう1点ありまして、建ってた部分が道路上に崩落して、土曜日の晩でしたかね、23時半頃、警察から道路管理者にかかってきまして、それについてはもう道路上にブロック塀が落ちてたと、2階、3階の建物で、その壁が落ちてたいう経緯がありまして、約2週間、道路通行規制かけました。それは頭上注意いうこととコーン閉め切りました。公安委員会と、このまま閉め切ってするとなると、ガードマンも24時間張りつけなあかんと、そこの所有者が複数持たれてまして、たまたま営業店舗いうものがあって、入り口を規制かけたもんやから、その営業店舗の方が、お客さんが不便であるということで、自費をもって直されてます。複数件持ってる所有の案件もあるんですけど、そういう場合、特定空家等になるかいうたらならないんです。危険家屋いうことで、建築主事である土木事務所、県民局にお願いするんですけど、県民局も手が出せないいう状態になります。これについては、複数をお持ちの方にあくまで文書を出すということでやっております。これがひどくなるとどうなるのかなということで、県民局とお話しさせてもらったら、町と県と一緒に潰しに行くような格好になります。それはどういうことかというたら、特定空家等ではなく、危険家屋ということで、建築主事の判断でやりにいくような格好になります。そんなんについても特定空家等にならないので、危険家屋については、県民局とそういうような歩調で、今現在動いているのが現状でございます。 ○議長(河野照代君)  藤原秀策議員。 ○12番(藤原秀策君)(登壇)  特定空家等、ちょっと私も理解不足やったけど、危険なあれ、ちょうど裏ね、家建っとってんけど今、更地になってますわ。あれなってなかったらね、絶対隣とはやり合いしとるわ、あれな。ほんまに危ない。傾いとるで、あれな、と思うんやけど、ちょっと難しいとこあるかな。危険家屋や、あれはな、と思うねんけど。それ以上言われへんかも分かれへんわね。これで終わります。 ○議長(河野照代君)  これで、政風会、藤原秀策議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時58分               …………………………………                再開 午前11時10分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  午前中最後です。平成30年12月に初めて一般質問をさせていただいて、もう3年がたちました。早いもんです。そこで最初にさせていただいた一般質問が、たしか大人のひきこもりと花火大会だったと思います。その中で言わせていただいたのが、障害者雇用やひきこもりのためのテレワークの推進とか、シェアリングエコノミーというのを言わせていただきました。約3年たって、世間もちょっとずつ変化してきて、ようやくテレワークが認知されたかなと思ってうれしく思ってます。一番、やはり私の中で変化があったのは、怒りにくくなったことと、3年前と比べて8キロ痩せました。そういうことを申し上げて以下の質問をさせていただきます。  スマート自治体とスマートシティの推進について。  スマート自治体とは、人口減少が深刻化しても自治体が持続可能な形で行政サービスを提供し続け、住民福祉の水準を維持し、職員を事務作業から解放して、職員でなければできないより価値のある業務に注力し、ベテラン職員の経験をAIに蓄積・代替することで団体の規模、能力や職員の経験年数にかかわらずミスなく事務処理を行える自治体のことである。  スマートシティとは、IoTなどの設備を利用し、データを蓄積し、AIなどでデータ分析を行い、生活者の利便性、快適性の向上を図るものである。  スマート自治体の実現への具体的な方策として、行政手続を紙から電子へ、行政アプリケーションを自前調達式から全国的なサービス利用式へ、自治体もベンダも守りの分野から攻めの分野へとなっている。  とりわけ重要な項目として考えられるのが、働き方改革の推進、デジタルトランスフォーメーションの推進、時間や場所にとらわれない多様な働き方の実現がある。  既に、全国の地方自治体において、以上のような取組を行財政改革の中で5から7年計画として推進していくことが明確に発表されている。  当町としても、第5次播磨町行政改革大綱の中で少しだけではあるが記載がある。先進的なデジタルテクノロジーを積極的・有効的に活用し、利便性の高い住民サービスを提供する。(スマートシティ)  「電子自治体の推進」常に国・県の動向を注視しながら、事務の省力化、手続の簡略化のため、行政サービスの電子化を推進する。(スマート自治体)とある。  当町のスマート自治体・スマートシティの取組内容はこれだけであり、どんなことを行うのか理解しにくい内容となっている。  そこで、以下の質問をいたします。  ①スマート自治体の推進は行うのか。また、行っている場合、どのような計画か。  ②スマートシティの推進は行うのか。また、行っている場合、どのような計画か。  ③第5次播磨町行政改革大綱での国・県の動向を注視しながらとあるが、既に国・県はスマート自治体・スマートシティ推進に動き、計画を立てて実行していこうとしている。当町では、国・県がどのような動きになれば計画し、実行しようと考えているのか。  ④12月定例会の補正予算事業に電子自治体推進事業とあるが、慌てて債務負担行為を行い、取りあえず予算をつけている印象がある。こうした予算は計画し、予算が幾らかかるか事前に検討していないために起こる行為であり、9月定例会でも提唱した計画・構想が重要になる。今後、スマート自治体・スマートシティについて、計画・構想は策定するのか。また、策定しない場合、その理由は。  ⑤近隣市町がスマート自治体・スマートシティを計画的に行っている中で、本町だけが無計画に実行しようとしている理由は。  以上です。 ○議長(河野照代君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  香田永明議員の御質問、スマート自治体とスマートシティの推進についてお答えします。  ①及び②についてですが、第5次播磨町総合計画の基本計画に掲げられた施策の一つである持続可能な行財政運営を進めるまちづくりというビジョンを達成するため、様々な事業を実施しております。具体的な内容は、総合計画実施計画に定め、取り組んでいるところですが、その一つに電子自治体推進事業がございます。この事業の実施により、スマート自治体及びスマートシティの推進が図れるものと考えております。  ③についてですが、第5次播磨町行政改革実施計画において、事務処理の効率化に向けた行政サービスの電子化を取組目標の一つとしており、行政改革の視点からも行政サービスの電子化に取り組んでおります。  また、ガバメントクラウド等に対する国の補助金や財政措置のスケジュールを踏まえつつ、それらを最大限活用できるようにシステムの導入時期を調整しながら対応していく必要がございますので、引き続き国・県の動向に注視しながら進めてまいりたいと考えております。  ④についてですが、総合計画実施計画では令和4年度での予算化を予定しておりましたが、機構改革の時期や世界的な半導体不足による納期の遅れを鑑みて、早期着手、早期調達を行うほうがより安全であると判断したため、本定例会において補正予算として前倒しで上程させていただいたものです。  ⑤についてですが、本町におきましても計画的に実施しているところです。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員の再質問を許します。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  おおむねやらなきゃならないことなので、やるんだろうなということは分かってますが、ある程度の意識の共有といいますか、もう少しこういうふうにしたほうが進みやすいんじゃないかとか、そういったことを確認がてら質問させていただきたいと思います。  スマート自治体についてなんですけれども、これをやらなきゃならない理由が、2040年問題があるんですけれども、そこら辺は播磨町としてはどういうふうに考えられているのか、お聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  香田議員のおっしゃる2040年問題でございますけども、それにつきましては、2040年頃に65歳以上になる団塊ジュニアの世代が210万人から220万人生まれましたけども、その頃、社会に生まれた子供の数が、要するに92万人、何が言いたいかといいますと、その今の自治体のそういう人数において、その人たちが高齢者になったときに、実際に働ける労働者の人口というのがその半分になるというようなことでございます。  これにつきましては、全国的な日本固有の問題でありますので、本町といたしましてもそれに対応できるような方法で検討も進めたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  そうですね、そのスマート自治体を推し進める一番の理由が、生産年齢人口が少なくなって、労働人口が少なくなるということなんですね。国では大体高齢者を2040年ぐらいには、若い人が1人の高齢者を1.5人で支えなきゃならないというところがあります。そういった中で、行政の労働生産人口、労働者が減っていくだろうという予測の中で、業務の簡素化とか、電子化をすることによって、今までの行政運営を今まで以上に保つということがスマート自治体を推進する一番の目的になってくるんですけど、播磨町では、この2020年と2040年の統計が出てるんですけど、大体2040年といったら高齢者1人当たり何人の生産人口で支えなきゃならないというのを計算されてるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  すみません、今そこまでの計算はしておりません。全国的な同様のレベルになろうかとは推測はしております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ちなみに、2020年では播磨町は2.2人、一人頭2.2人。2040年は、1人につき1.9人。何かおおむね全国的に見てもちょっと多いのかなという感じはするんですが、それというのは、人口統計の予測がちょっと多く見られてるのかな、見たらそんなに人口が減ってるように見えないんですね。2040年以降はがばっと減ってるような気がしてるんですけど、その統計というのは正しいのかどうか。正しいというか誰が出してるのか知らないんですけど。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  香田議員のおっしゃっておられる統計というのは、推計人口というんですか、その総合計画におかれる人口のことと思いますが、その計画におきましては、一般的な統計のある分に対して、そういう施策を進めることによって人口も増やしていきたいというような時点も含んでおります。ですから、国立社会保障・人口問題研究所による将来推計人口にプラスアルファ、町の施策の部分を加味して、将来的な人口という形のものを総合計画上持っております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  通告文の中にもあります働き方改革、それをしていかないと労働人口が減っていきますから、なかなか多様な働き方というのをやっていかないと、人がどんどんどんどん辞めていくという中で、その中でテレワークというのを推奨されています。  本町では、テレワークの使い方はどういうふうに今後考えられているのか、職員に対してですね、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  このたび、5月以降、コロナの発生がありましたときに、職員の半分ずつの出勤という中でテレワークの実施をしております。それに当たりましては、実際にどういった業務ということも、今、ご自身が持っている業務について町のサーバーにつなぎ、ご自宅でやっていると。その中で、皆さんに様々な感想をお聞きし、今後そういったものを勘案しながら進めていく所存ではございます。  それにつきましては、将来そういった形のものを導入するというような形で考えておりますので、そのシステムの無線化というのもその一つでございます。オンラインによってそういう形のテレワークに対応できるようなこともありまして、今回、進めているところでございますけども、町としましても、そういうものは進めていく所存でございます。  ただ、ここで今回行った中では、オンラインのテレワークにできる業務と、できない業務というのは確かに明確に分かりました。それについてはその対応できる業務ということに対してのテレワークの対応となろうかと思いますが、その辺り総合的にまた今後勘案していきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  テレワークの在宅勤務だけではなくて、サテライトオフィス制とか、コワーキングスペースというところ、何も家だけではなくて、当庁には出勤しなくても、そういったコワーキングスペースやサテライトオフィスというような施設があれば、家庭内ではお子さんがいたりとか、配偶者の方がいたりとかという中で、なかなか仕事がしにくいという環境も出てくると思うんです。慣れりゃそれはいいと思うんですが。そういうことを官民連携でサテライトオフィスとかコワーキングスペースというのをつくる動きというのが非常に高まっているんですが、そういった考えはいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今のところ具体的にコワーキングスペースは設けられてるといいますとそうではございません。今回、コロナのときにはそういう場所として中央公民館という場所をそういう形で設定いたしました。家庭でのなかなかいろんな条件があってできにくいという方については、サテライトオフィスということで中央公民館を用意しております。ですから、そういう施設を今後増やしていけば、そこに無線LANをつないでのテレワークが可能であろうと思いますので、今後、状況に合わせて検討していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ぜひ無料で、無線LANなんで、どういうことを言ったらいいのかな、そういった一つのスペース、コワーキングスペースとかサテライトオフィスというと、一つの部屋をというようなイメージがあるとは思うんですが、そうではなくて、オープンなスペースで無線LANが使えて、誰でも無料で使えるようなスペースをこれからつくる施設とか、今あるそういった中央公民館、解放していただければ職員も一般の人も助かるのではないかなと思いますので、そこら辺よろしくお願いします。  あと、テレワークの官民連携を推し進める理由の一つとして、障がい者の方の就業機会を増やすというところがあるんですね。そういったことはどういうふうにお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  確かに障がい者の方におかれましては、ご自宅等、その場にいながらお仕事をすることが可能となります。ですから、今直接、町ではそういったことの利用はしておりませんが、今後、様々な施策の中でそういうことも利活用できることがあれば、そういうことの対応もしていきたいとは考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  あともう一つ、ひきこもりの方ですね。ひきこもりの方の就業促進というところで、無線LAN、無線のWi-Fiを整備することで、ひきこもりの方も外に出やすくなり、人と会うことで自信を持って仕事しようかなというような感覚にはなると思うんですが、そこら辺、以前はちょっとやる気があればどうにでもなるやろうみたいな答弁があったんですけど、そこら辺ではなくて、寄り添った行政の施策というのが必要になってくると思うんですが、そこら辺、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  確かにご自宅で、こういう言い方悪いですけど、ひきこもりの方というのは結構そういうパソコン技術にたけた方も多うございます。そういった方を表に、一緒に外で仕事ができるような形ということで、今、総合相談窓口でそういう施策も考えていただいております。今後、そういうことがどういう形で実現するかどうかあれですけども、今、一つのきっかけとして、そういうひきこもりの方の就労ということも考えていこうとしているところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ちょっとこれ通告外になるかもしれないんですが、ちょっとデラックスの中で、先ほど池の調査とか空き家の調査とかというところの話があったんで、少し付け加えで。今、兵庫県でもそうなんですけど、ドローンの活用をすごく推進してるんですね。補助金も各民間にも出てます。資格免許ですね。行政の方もそういった資格というのは、運転資格ですね、もうそろそろ国家資格になると思うんですよ。もちろん僕持ってますよ。取ったほうがいいと思うんですよ、今のうちに、ドローンの国家資格。持たれてる。そうなんですね、すごい。なので、各部署というか、そういった部署に理事だけではなくて何人かおられたら、災害のときにも役立つし、そういった調査、人が行けないようなところでもドローンでぶーんと飛ばせば行けるんで、そこら辺、考えていいのかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  通告外なので、答えられる範囲で答えてください。  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  ドローンの研修ということで、兵庫県の中でも今そういうのが主流になってます。加古川土木事務所管内の中で3市2町、それから、あと学生と高校生、セットでいろんな研修やってます。このたびドローンの研修で土木グループから2人行かせてます。本当の大きな資格を取ろうと思ったら滋賀県のほう、姫路市で、地方でやってるような、2日、3日で1級技師の資格を持って、大きさ、それから容量という形でなってきます。現実、今現在、土木事務所でやってる研修に行かせたり、資格に向けてます。それとあと来年、今検討してるのが、チェーンソーの取扱いの講習会とか、有資格者制度になってますので、そういう研修を今、職員に勧めております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  すばらしいと思います。ぜひこれからも進めていっていただきたいなと思います。  スマート自治体の中で、業務の改善というか、先ほど通告の中にもありましたように、職員を事務作業から解放して、職員でなければできない、より価値のある業務というところの中で、AIとRPAの活用というのがあるんですが、当町としてはそれを導入するのはいつ頃と考えられているのか、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  AIとRPAなんですけども、今実際に取り組んでおりますのが、前もご説明いたしましたけども、市町連携ワーキンググループ、この中でチャットボットというような形でAIを使った形のものを構築を進めているところです。これについては、要するに各市町でAI、RPAの導入がなかなか難しい業務に当たって、県内の市町が集まって県が中心となってそういうものを1回進めていこうかというようなことで、今進めているところです。  ですから、こういうものから順に取り組んでいきながら、業務的に、多分それぞれ市町レベルであれば同様の業務が同じような形で進められていくというように考えておりますので、それにのっとって順に進めていきたいと。町としましても、実際また今の業務の中で、どういう業務がAIまたはRPAに適するかというようなことも、令和5年ぐらいには調査を予定しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  AIに関しては、先ほど言ったチャットボットのような、電話応対とか、あとはデータ分析、RPAに関しては、定型的な事務や計算作業を行う技術なんで、AIと違うところというのは、自立的な判断ができるかどうか、AIは自立的な判断ができて、RPAはできないというところなんですけど、RPA、AIというのを導入しなければ、やはり業務の簡素化ができないので、これはやはりやっていくべきことだと思いますので、早急に検討、検討はされてるとは思いますので、より研究していただいて、播磨町でどこでどういうふうに使えばいいのかというのはやられたほうがいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
     もう一つ、あとはペーパーレス化、これ結構重要な話になってくるんですが、ペーパーレス化についてはどういうふうにお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  確かにペーパーレス化というのも重要な項目でございます。  これについては、現在、文書管理システム等というのは配備しております。極力そういうペーパーレスを行うというような形の中で取り組んできているところではございますけども、なかなか紙をなくすというような形のことがなかなかできておりません。それにつきましては、引き続き本町としても検討しながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  なぜこのペーパーレス化がすごく重要になってくるかというと、コピーする時間、その紙を仕分する時間、それから、そのペーパーをつくる時間、保管する時間、廃棄することというところで、時間がすごくかかってしまうので、そういうのを全て電子化してしまって、PDFとかで管理しましょうという動きが今出てきています。そういうのは早めに、一番早くできるようなことであるとは思いますので、そこら辺は早めに進めていっていただきたいと思うんですが、その中で有効なのが、職員へタブレットの配布することでペーパーレス化できるとは思うんですが、そこら辺いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  タブレットの配布ということよりも、今現在、1人1台のパソコンを配備しております。そのタブレットを持って、要するにそのペーパーをみんなで共通で見るということのご意思やと思うんですけども、それにつきましては、タブレットということになりますと、また別の面での費用も発生しますが、電子化した文書をそのまま見れるような環境をつくるというようなことであるんであれば、今、1人1台パソコンを活用すると。  そのタブレット等については、全員に与える必要もなくて、例えば、会議等の折にその会議の台数とかを配備するとかいうような形で対応はできるのかなと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  なぜこれを言うかというと、議会ももちろん議会事務局があって、ペーパーがいっぱいあるんですよね。このペーパーを出して、つくって、また保管するというのがすごく時間がかかってきて、議会にもタブレットを支給し、ペーパーレス化に進めないと、事務局だけが取り残されていって、ずっとペーパーレスじゃない事務局になってしまうと思うんですけど、そこら辺いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  その辺り、町の中でも検討もしますが、それはまた議会の中でも一度ご検討もいただいて、そういう形の方向の結果もお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  何か僕聞いたら、タブレットなんか何回か話があったみたいな話があったんで言ったんですけど、ちゃうんかな。また言ってみたいと思います。  次、デラックス人材というのが宮宅議員のところでもあったんですが、この育成と配置というところで、していきたいというようなところだったんですけど、デラックス人材というのが、デジタルトランスフォーメーション、ICTを使えるような人間、なのでプログラミングとかそういったことができる人間ではなくて、ICTに詳しい人とかというような、僕は意味合いだと思うので、各部署に1人、2人ぐらいはいたほうがいいと思うんですが、その中で、他の市町を見てみると、デラックス人材推進課みたいな課とか係があるんですけど、播磨町ではないのか、この情報化推進係というところでやるのかなというのを感じで思ってるんですけど、その係というのは何人ぐらいでやる予定なんですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  多分機構改革のことをおっしゃっておられると思うんですけども、具体的な職員の数はまた全体を見ながら考えたいと思います。ただ、今の電算関係になりますと、今おっしゃってる係ということで、そういう目的を持って組織するようなものでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  実際ちょっとよく分からなかったんですが、デラックス人材の確保とか育成というのをしていくんですよね。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  デラックス人材、それは外部からそういう方を、他市町においてはそういう専門員みたいなそういう方を誘致されてるところもございます。  ただ、本町におきましては、今のところは具体的にはそこまでのことは考えていない。せんだってお答えしたのは、そういう専門的な部署に配属となったものに対しては、その段階的な研修を受けていただいて、できればそういう技量を身につけていただくような方向で考えていきたいということでお答えしております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  スマート自治体を推進する課はどこになるんですか、次の機構改革の中で。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今ちょっと課の名前忘れましたけども、総務部にある電算、ちょっと今、係の名前の資料を持っておりませんけど、そちらのほうが担当するということになります。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ちょっとこれまだあれなんですけどね、企画総務部の中の企画課で情報化推進係というのがあって、その企画課の中でも3つぐらいの係があるんですよね。何人でやるのかよく分からないんですけど、やはりこのスマートシティとかスマート自治体、すごく大きな目標を掲げてやらなきゃならないところで、他の市町を見ると、スマートシティ推進課とか、デラックス人材育成課とか、スマート自治体推進課という課に分かれて、そこに局長を1人つけてまで力を入れてやろうとしてるんですね。じゃないと多分できないと思われてると思う。それは規模はありますよ、市町の規模はあるとは思うんですが、遅れず先々研究して、推進するには、ここに人材をもう少し多く、僕が言うのもあれですけど、一つ違う係をつくって、この係でもいいですけど、人数を多くして、プロジェクトチームをつくっていかないと、何が何やらよく分からなくなってくると思うんですよ。もう全部上から、天から降ってきたものをそのまま追随するというんではなくて、播磨町に合ったスマート自治体、スマートシティを目指すべきだと思うんですが、そこら辺いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  当初に目の前に来ますのがガバメントクラウドの関係でございますが、それにつきましては、様々な業務にまたがっております。それについても、今、所管にもそういった情報も流れて来ておるところだと思います。最終的にそういう所管グループは今、情報政策推進係で取りまとめると。何もそこだけが全てをやるというわけではございません。それぞれの部署に来ている情報についてもそこで調整もしながら、皆合わせてそれを進めていくというような形のものに予定しております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ですので、人材をそこに投入して、ここだけでスマート自治体を推進するわけじゃなくて、播磨町全体でスマート自治体という形を取るわけなんですから、そこはもう少し柔軟に頭をして、スマート自治体を二千何年までにやりますよというような形でグループをつくって、研究し、少しずつ進めていくと。神戸市とかでしたらもう2025年までのロードマップができてますからね。そういったことを今から、始まりからやっとかないと、もう5年遅れ10年遅れになって、慌ててやったとしても、町民の方のQOLの向上にはならないと思うんですよ。少しずつ変化していって初めて5年前より変わってたなとなると思うんですよ。今だって僕、3年前にテレワークの話したときに、少しずつテレワークしてたら、多分もう今、テレワークとかも絶対普及してますよね。そういうことをずっと言ってるんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  重点的な職員の配備ということでございますけども、町としては全体的な事務量もございます。そういった中で検討していきたいと考えております。  今多分おっしゃっとってのは、スマート自治体じゃなしにスマートシティに係るようなお話やと思うんですけども、それについても住民の方々が順番に、徐々に感じていただけるようなことは順次行っていきたいとは考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  スマート自治体の話でスマートシティが出てきたんでしつこいですが、稲美町の事件があって、防犯カメラの重要性というのが鋭意分かってきたと思うんですよね。そこで防犯カメラの設置に関しては、自治会と町と県でというような話は以前から言われて、別にそれはそれでいいとは思うんですが、格差が出てきてしまうんですよね。自治会でお金がない自治会さんのところとか、お金が少しあるところはつけれたりというような、防犯の格差が出てきてしまってるんですけれども、そこら辺は町主体で年に一つでも二つでも防犯カメラを危険な箇所には設置するべきだとは思うんですが、そこら辺いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  町としては、そういう目的を持ってカメラを設置するというようなことはしております。ですから、駅前とか、庁舎のそういう周りとか、ある箇所についてはそういう公園の辺りとかいうのは置いております。ですから、各自治会のご自分たちの周りの中で必要やと思われるところについては、今の補助制度を活用しながらお願いしたいということを申し上げているところで、町としてどこどこの自治会にこれを置きますよ、どこどこに置きますよというようなことは考えておりません。全町的に見てこの部分というところには今実際に配備しているというところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ですので、町主体で、危険な箇所というのは分かるじゃないですか、分からないのかな。自治会もそれは分かってるとは思うんですが、町主体で、お金がない自治会もありますよね、こんなお金出せないわみたいな、もう8万円も出せないわという自治会もあるじゃないですか、もちろん。そういったところは防犯上の空白地になってしまうわけです。だけど、お金が多少あるところというのは、危ない箇所には防犯カメラがつけれるので、防犯上の空白地帯というのは少なくなっていくんですよね。だけど、防犯カメラがあるところというのは、犯罪率というのは落ちてきますから、やらなきゃならない施策というのは、この防犯上の空白地を少なくすることだと思うんです。その理由というのが、自治会の財政上の問題があるので、町が主体となってその自治会に関してなのか、全自治会に関してなのか分からないですけど、多少の補助率を上げて、つけやすい施策にすべきだと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  財政上の事情で云々というお話になりますと、それについては、町のほうで、例えば、自治会費が少ないからとかそういうところまでは関与しにくいと思います。町では今の補助要綱というのを設けております。県に当たってその必要分については、それを付加すると。また、来年以降のお話ですけども、また防犯カメラ等についても更新の時期もあろうかというようなことも考えております。ですから、それぞれの負担していただく金額についても、今後、それについては幾らになるか分かりませんが、それについては検討していきたいとは考えております。  ただ、県の補助金の制度がございますので、それを有効に活用していただいて、それプラス町も独自で今、設けておりますので、極力そういったもので対応していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  分かりました。ちょっと僕思ったのが、今ついている防犯カメラにIoT化できないのかなと思うんですが。そういうのは何か、僕は調べてないから分からないですけど、何か調べたりしてるんですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  あくまで防犯カメラといいますのは、記録データを残すと、カメラがあって、記録媒体があって、そこにデータを保持するというものの形のものでございます。そのデータについて、例えば、無線で飛ばしてどこかに集約するとか、そういうWi-Fi機能があるとかいうことになりますと、また少し違うものになってこようかと思います。ですから、多分今、皆さんがつけておられるのは、そこにそういうSDカードないしの記録媒体があって、そこにそういう記録を残すというものですので、多分おっしゃっとってのは、そのカメラ自身が画像を撮って、どこかに飛んできてそこで集約できると。そこの場所で見れるというモニター的なものがあって、そういうものが今のカメラでできないでしょうかというご質問やと思うんですけど、それについては難しいと、今のカメラをそういう形にするのは難しいと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  防犯上といいますか、町がそこら辺を管理できたら、各自治会長の負担というのは減ってくると思うんですね。一つ一つ行って見せてもらってというような形ではなくて、一元管理ができれば、ここで何かがあったな、じゃあ次はここを見よう、違う自治会のところでも全部見れるわけですよ。それがスマートシティになってくるんですけど、そういったことの手間を省くのも、スマート自治体になってくると思うんですね、なのでスマート自治体とスマートシティというのは一体化してるわけなんですよ。  もっと言うと、防災ですよね、防災に関しても、防犯カメラとか、あと避難所というところのIoT化をすれば、そこに何人、顔認証システムでも入れとけば、誰がどこにいるかというのがすぐ分かるでしょうし、ここの避難所はもうそろそろ収容率がいっぱいだから、違うところに行ってくださいねというようなことを、スマートフォンにお知らせするとかというような先進的なことをもう既に考えてると思うんですよ。そういうことを研究していって、実行していくというのが必要になってくると思うんですけど、そこら辺、お考えはどうですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  防災の関係は防災の関係で先進的な事例というのが国等からも発表されております。防犯の関係といいますと、それにつきましても、スマートシティとしての先進的な事例の中にもございます。その事例については、非常に参考にはさせていただいておりますが、それをそれぞれ市町でそのまま独自に導入できるかといいますと、それぞれ市町の状況によって異なってまいります。維持管理等の費用もございますし、それについて代わるものもあろうかと思いますので、それについては研究しながら、それを入れるものという簡易なものがあるんであればそれには対応することも可能かと思いますが、そういったことについては今後も調査研究しながら、先進事例も見ていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ちょっとずつでもいいんで前に進めばいいなと思いますんで、ぜひやってください。  その中で、無計画ではないですよというような答弁が⑤でありましたが、今後5年間でどういった計画を持ってやられてるのか、お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  その5年間といいますのは、今のガバメントクラウドに移行するに当たっての内容なんですけども、そういう詳細なところまではまだ決めておりません。令和5年度以降に標準の仕様による業務フローの関係を見直そうと、その後、本町のデータベースを共通化するということで、ガバメントクラウドに備えるというようなことで、令和5年の秋頃になろうかとは思いますが、今、具体的に国で標準的な仕様が示されたのがついせんだってのように聞いております。ですから、それぞれ17項目ある仕様書をそれに合わすように移行していくというようなことで、順次、仕様書の出ているものについては進めていくというようなことで予定しております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  そうなってくると、そのロードマップが必要になってくると思うんですよ、分かりやすい。それを作成し、公表することで、住民の方にも分かりやすい説明ができるだろうし、私たち議員も、ああこういうふうに進んでいってるんだな、1年目は進捗はどう、2年目はどう、3年目はどう、4年目どう、5年でできましたね。もしくは、1年目できてなかったら、どこがどういうふうに悪かったのかというふうに、PDCAサイクルに合わせて見直しして、また実行できると思うんですが。それが播磨町のホームページをロードマップって調べると出てくるのロードレースなんですよね。ロードレース、走るだけやからね。ロードマップ、一つもない。一つもないんですよ、播磨町。何かあるのかなと僕思って調べたら、播磨町ロードレースしか出てこないので、ロードマップをぜひつくっていただきたいと思うんですが、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、漠然とした内容でございますので、そういった流れというのは本当に大まかな形になってしまいます。ですから今香田議員のおっしゃるようなものができればいいんですが、それにつきましても、国が突然こういうふうな変更とかそういうことがございますので、それに対応していく形で年度年度変わっていくものでございますが、今回、この分に関してはなかなかそういうのは難しいというように考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ロードマップをつくるのが難しいとおっしゃられてるんですか。もう一度お願いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今のロードマップというのは、こういう流れをつくっていったらどうですかということなんですが、一度その計画をつくりましても、次に即座に国ないし県からいろいろ情報も変わってまいりますので、その都度その都度それに対応するような形になりますので、確定版というのがなかなか定めにくいと。今、仮の形のような情報でそれを組んでおりますので、大まかな計画しかできておりませんので、それをあまり出すといったことはなかなか、町の計画です。それを見えるようにしようと思ったら、なかなか具体的な今の国の件が具体的になっておれば、こういう時点にこういうことがあることに対してこういうふうな形にできるんですけど、今のとこ、そこまでのことができないというか難しいところでございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  第5次播磨町行政改革大綱の中に、たしか電子推進とかデジタル化というところで、世間の動向に、変化に合わせて変更していくというような文言があったと思うんですけど、それは別にロードマップでも適用して、今現状出ている情報の中で、先ほど申し上げたペーパーレス化とか、RPA、AIの導入とか、スマート自治体をこういうふうに推進していきますよ、1年目はこうです、2年目はこうですというのを出してもらって、それ別に何かが変わればその都度変更していけば、何も問題はないと思うんですよ。一番問題なのは、目標、最終地点、どういうふうにしていくのというところがないことだと思うんですよね。今のままだったらあやふやで、じゃあ2025年までにこれをやりたいなとかというふうな形でしか、もう全然分からないんですよね。他のところというのは、他のところばかり言って申し訳ないですけど、きっちりとしっかりとしたロードマップと計画構想が出て、すごく分かりやすい。職員の能力の向上のためにとか、働き方、いったら辞めてほしくない、減っていくから。その人の能力を高度化させて、行政の運営を今以上に向上させよう、生活者の方のQOLを向上させようということに必死になってやってるんですよね。そこを播磨町は小さいから大丈夫ではなくて、僕は計画を持って、構想を持って、職員の方にもこういった形で5年間走りますよというようなマップが必要になってくると思うんですよ。宮宅議員のときには検討しますと言ってましたよ。何でここは言わないのかなと思うんですが。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  申し上げておりますのが、今、行政改革大綱の中には、電算事務推進事業がございます。そこには6年間いうような形で記載するような形になっておるんですが、それはPDCAサイクルの最終的な結果を並べていくようなものになっております。ですから、毎年予算協議の中でこういったものの、例えば、電算に係るようなことが出てまいりましたら、そういう項目に上げて、皆さんに公表しているというような形でありますので、香田議員がおっしゃるロードマップというのは、多分、国・県がこういう形のものという、そういうことを指しているのであるんであれば、町としてはなかなか示しにくいということで、今の行革大綱とか、行政改革の実施計画、その計画の中にはペーパーレスのこととか、そういったことについては進めていくというような形で上げていくというような形で表示しております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  分かりにくい。スマート自治体をするには、職員の方をどういうふうに育てていくか。例えば、ペーパーレス化だったら、印刷枚数をどれだけ削減するのか。デラックス人材をどれだけ配置するのかというところの明確な目標を掲げてやってるんですよね。それがないと、言ったように何をするのかというのが分からない限りは、何をしていいのかが分からなくなる。何も示さないまま、じゃあどうやってスタッフの方が高次元な仕事ができるのかなとは思うんですよ。RPAとかAIに関したって、いきなりはいこれ使ってくださいねと言われて、何これ知らんしというんではなくて、やはり5年間、1年、2年、3年、4年、5年という形で、RPAはこういう形でやりますよ、ペーパーレス化の比率はこういうふうにやりますよという意識づけですよね、職員の方の。住民に対しても、これぐらいの時期に電子化しますよと、コールセンターはチャットボットになっていきますよとか、申請はもう家でできますよというような形を示して、それが遅れるのか早くなるのかは別に修正できるじゃないですか。その目標を持ってやったほうが、成長率というのが上がっていくんですよ。企業でもそうじゃないですか。年商何ぼ行きますよといってるところと、いつまででもこれでいいねんというところやったら、差ががんと出てくるんですよね。目標を持つことというのが重要になってくるのかなと思うんですが、目標、何で示さないのか、職員の方にですよ。スマート自治体は職員の方のほぼほぼ施策ですからね。スマートシティは生活者の方、住民の方のためですから。そこら辺をきっちりと職員の方に示すべきだと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  その目標といいますのは、今、電子化をしていくということで、電子自治体推進事業の中でそういう事業を進めるという形で設けております。今香田議員のおっしゃる、そういう具体的に細かい数値というのは出ておりませんけども、今後、予算化する中でそういうものを進めていくということで、職員等については事業のそういう新たなシステムの導入については、予算化する折に事業のヒアリングも行いながら、そういう形でいろいろと精査して進めているところでございますので、一般的に大体更新の時期というのは分かるんですが、それについてはそういうときに新たな方法とかいうのもお互いに検討しながら進めておりますので、何もそういう目標がないというわけではございません。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員、残り時間、気をつけてください。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ぜひスマート自治体、軽いところでしかお話しできなかったですけど、スマートシティも含めて、第5次行政改革大綱、播磨町の、にもPDCAサイクルやスクラップアンドビルドに行ってやっていくと明記されてますので、ぜひ計画して、実行して、見直して、また実行する、行動する、そこら辺を常に繰り返しながら、駄目なところは駄目、スクラップアンドビルドしてもらって、また新たなものをつくる。今の状態は僕はあまりよくないと思いますので、ロードマップとか基本構想、基本計画、これをしっかり立ててやっていかないと、これまた2025年に僕に言われますよ。ほらできてないって。3年前も一緒だったんですからね。テレワークしたほうがいいんじゃないですかといったら、そんなことする必要ないみたいな感じやったんで。だけど、3年たったらほらねという形になってしまってるんで。ぜひそこら辺はそういった同じ間違いを繰り返すんではなくて、真摯に受け止めていただいて、時代を僕先取りしてるとは思わないんですよね。ちょっとした情報で、こういうふうにしたらいいんじゃないですかということを提言してるのを、できてないのか分からないのかしないのか分からないですけど、そこら辺はちょっとずつでも進んでいっていただければ、この先、住民の方の生活の向上もあるだろうし、職員の方も働き方が改革されれば、時間外労働というのも減ってくるし、育児とか介護とかというのもしやすいと思いますので、そこら辺、申し上げて終わらせていただきます。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  香田議員の御意見も参考にしながらお聞きしておきます。 ○議長(河野照代君)  これで、香田永明議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午後 0時02分               …………………………………                再開 午後 1時07分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、本定例会最後の一般質問者として登壇させていただきます。通告に従い、2項目の質問をいたします。  1、住民協働の安心・安全なまちづくりについて。  (1)地域の安全・安心を守る消防団員の確保に向けて。  11月9日に開催されました総務建設常任委員会において、消防庁より消防団員の処遇等に関する検討会最終報告書概要に基づいての、今後の消防団の処遇改善について説明がありました。そして、本定例会でも、播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件が議案として上程され、可決しました。  地域で火災が起こった際、消防団員は本業を持ちながらも昼夜を問わず出動し、現場で責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、自らの地域は自らが守るという強い精神に基づき消火活動を行ってくれています。また、祭りのときの防犯巡回や交通整理、自治会活動に積極的に協力し、地域での活動を行うなど、消防団員の地域での役割は大きいものと考えます。  近年の少子化や被用者が増えたことや、また、他市町からの転入者に消防団が認知されていない等の理由から、若年層の新規加入団員が減少しています。令和元年度の決算成果報告書においては、各消防団の実人員数にそう大きな変化は見られなかったものの、令和2年度には、駅西分団は5名、古田西分団は10名減少しています。消防団の入団資格は市町村ごとに条例で定められており、播磨町では18歳以上50歳未満の町内在住者となっています。地域に必要である消防団員の新規加入者を増やし、育成していくために、以下の質問をいたします。  ①現在の入団年齢を引き上げ、まだ十分動ける年代といえる50歳以上の方も入団可能にしてはどうでしょうか。  ②消防団員として活動した学生に対し、市町村長が学生消防団活動認証証明書を交付する制度が平成26年から実施されています。この証明書は、就職活動の自己PRなどで活用することができ、企業への周知もされています。町内に住む大学生、専門学生など学生に対して、この証明書を交付することで学生の団員を増やす効果があると考えますが、本町のお考えはいかがですか。  ③町内在勤者の方に消防団に入ってもらうことを早期に検討すべきと考えますが、お考えは。  ④現在の消防団員は操法訓練の他にはどのような訓練や講座を受けているのでしょうか。  (2)地域の安全を住民協働の青パトで。  本町では、防犯啓発事業として加古川市に委託という形で、登録された住民の方々がボランティアとして青パトで巡回する等の防犯活動を行っています。しかし、加古川市と共同でパトロールをしているため、週5日のうち3日間は加古川市内をパトロールしているのが現状です。  ひょうご防災ネットには、この数か月間にわたり声かけ事案、露出事件、盗撮事件等が週に約2件の割合で報告されています。こういった犯罪は、見守りなどの周囲の人の目があることにより未然に防ぐ、または思いとどまらせるといった抑止効果も考えられます。ですが、コロナ禍でのマスク生活で他人の顔を見る、覚える、声をかけるといった行為が減り、人の目の届かないことで住宅街での死角が増えてきています。  コロナ禍で人と人とのつながりが減る中で、町内ボランティア登録してくださっている方々からも、自分たちの手で自分たちのまちを守りたいという要望が出ています。
     令和2年3月の予算特別委員会で、防犯活動一般管理事業の防犯パトロールの件で私が質疑した中で、令和3年度も要請があることを考慮し、加古川市と協議していくと答弁をいただいております。  その後の協議も含め、以下の質問をいたします。  ①防犯パトロール事業を加古川市に委託することになった経緯を教えてください。  ②声かけ事案、露出事件、盗撮事件等の犯罪は、見守り強化、町内を巡回する日数や時間を増やすことにより抑止できるものも多いと考えられます。今後の計画や見直しは。  ③地域の要望により、住民がパトロール隊等を結成して活動する場合、活動に対する行政の支援についてのお考えは。  現在は警察OBの方がボランティア登録をされていますが、警察OB以外の一般住民の方も登録ができ、協力をお願いする等の検討はされますか。  ④町内のパトロールでは、どの地域を重点的に回っているのでしょうか。また、巡回する地域や駐車して見守る場所等はどのようにして決められていますか。  2、不登校の現状と支援策について。  新型コロナウイルス感染症は、一旦収束と見られたものの11月28日新たな変異株が南アフリカで確認され、またもや暗雲が立ち込める状況であります。いまだウィズコロナと言われる生活様式が継続しており、人々は傷つき経済的に大きなダメージを与えられ元の生活に戻る見通しも立っていません。特に児童生徒など若年層のダメージは、大人以上に大きいと言えます。初めて体験するオンライン授業や長きにわたるマスク生活、他者と距離を取り接触の機会を制約された日常生活、行事や課外活動、遠足や修学旅行が直前で中止や延期になるかもしれないストレスや不安などが1年半以上継続している中で生活せざるを得ない状況であり、成長期に与える影響は大きいと考えられます。  中でも、様々な理由により毎日登校することが困難な児童や生徒が増えてきています。不登校の児童生徒の数はコロナ禍で過去最多となり、文部科学省の調査発表では2020年度は前年度より約1万5,000人増えた19万6,127人となっています。不登校となる主な理由は、ネットによる陰湿ないじめ、貧困、虐待、ネグレクト、トランスジェンダー、HSC、家族の介護介助で登校することができないヤングケアラー、そして心身の不調などがあり、多種多様となってきています。  去る11月22日に中央公民館において、学校教育グループ主催の不登校対策協議会講演会が催され、不登校を考える集いという題で一般社団法人イドミィ代表理事・イドミィ高等学院理事長の高橋惇氏の講演があり参加してきました。イドミィ高等学院ではオンライン受講と通学の2種類から選べ、高卒資格を取得することができます。学校教育が変わりつつあること、登校しないことを選択した生徒への支援は、真下の存在である保護者だけがするのではなく、斜めの存在である地域や民間でする新スタイルの人間教育であることを聞き、これからの学生生活が変化していく兆しを感じることができる講演でありました。コロナ禍で他者との関わりが薄れている今だからこそ、今後は地域や民間の支えも必要になってくると考えられます。  また、近隣市町のふれあいルームでは、学習支援だけでなく生活リズムを整えるための工夫がされています。学校給食を食べるための外出や散歩をする時間、リラックスして漫画や好きな本を読む時間等を生徒自らがスケジュールを立て、めり張りのある生活を送れるようになるためのサポートをする等、画期的な取組をしている例もあります。また、学校、勉強等の悩みや心配事、いじめ、不登校、心身の成長や発達に伴う悩み等の相談室を設け、専任の相談員が指導助言を行っています。学校は学習をするだけの場ではなく、社会の一員として生きる力を養う場であると考えます。  未来ある子供たちが安心して本町での学生生活が送れるよう、多様化する不登校の現状と今後の支援策などについて以下の質問をいたします。  ①本町のふれあいルームは播磨町役場第2庁舎の3階にありますが、立ち上げの経緯は。大人でも入りにくい場所と思われますが、現在の場所に設置した理由は。あわせて、多様化する不登校の現実を踏まえての今後の対応についてお伺いいたします。  ②町内の小中学校内にも、ふれあいルームに似たような教室はあるのでしょうか。  ③ふれあいルームに来ている子供たちの内面等の変化に気づくときは、主にどのようなときですか。  ④子供たちや保護者の方からの希望で、ふれあいルームの形式が変わったことなどは今までありますか。  ⑤保護者の方と不登校に関する勉強会や研修会、そしてどのような連携を取られていますか。  ⑥今後の支援策として、行政や教員だけでは支援し切れない部分について、民間サポートの支援やアドバイザーの導入などは考えておられますか。  以上質問いたします。よろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  大北良子議員の1点目の御質問、住民協働の安全・安心なまちづくりについてお答えいたします。  (1)の①についてですが、ご質問の50歳代という年齢については、現状として十分働ける年齢であると考えておりますが、分団加入後については、操法訓練等の訓練参加や火災等の非常時の活動も含めて、それなりに経験を積む年数も必要であろうかと考えられるため、初めて入団する年齢としては、50歳未満が妥当であると考えております。ただし経験を積むことで指導的な立場になることもありますので、班長以上においては年齢制限は設けておりません。  ②についてですが、以前にもお答えさせていただいておりますが、神戸市などのように大学が区域内にある市町については希望される学生も友人も含めて活動もしやすく入団しやすい環境があろうかと思いますが、本町においては大学もありませんので、現在のところ活用としては難しいものではないかと考えております。  なお、春、秋に幹部会を開催し連絡事項の伝達や協議事項の話合いなどを行っておりますが、そういった場において分団幹部より相談があれば、本部としても検討してまいりたいと考えております。  ③についてですが、これまで在勤者の入団については、分団側から依頼等もなく、また居住地が町外であるため、現在のところ消防団員としての対象とはしておりません。  ④についてですが、ご質問の操法訓練をはじめとしコロナ禍で中止等となりましたが、例年であれば非常呼集並びに放水訓練や土のう作成訓練、女性分団の技術研修などを行っており、これらに加え日常的に地区内の消火栓点検や消防車両の点検維持等を行っております。また、実際に火災等が発生した場合においては、初期消火や常備消防の支援に係る交通整理、また鎮火後の一定時間の見守り等非常時にも活動しております。  (2)の①についてですが、平成16年度より加古川市が模擬パトカー4台で犯罪の未然防止、抑制、防犯意識の高揚などを目的に防犯パトロール事業を開始されたものですが、この事業に対し平成16年度本町よりパトロール区域に播磨町区域の組入れを依頼し、加古川市から合意いただき、平成17年度から同様の目的で実施いただいております。  ②についてですが、現在週2回、1回2時間の頻度でパトロールを行っていただいておりますが、見守り強化等で頻度をさらに増加させることについては、現在、加古川市と協議しておりますが、来年度については、現行の頻度での実施となっております。パトロールを実施する団体等の現状もあり、回数や時間を増やすことについては難しいと聞いております。  ③についてですが、地域での見守り活動等においては、播磨町さわやか環境まちづくり事業補助金をご活用いただきたいと考えております。また、防犯ボランティアなどの登録制度は行っておりませんが、コミセン単位で加古川地区防犯協会播磨支部や地域団体等が各地域において防犯パトロールを行っていただいております。  ④についてですが、先ほども申し上げましたが、青パトによる防犯パトロールについては、週2回おおむね1回当たり2時間となっておりますが、パトロール箇所は、各幼・小・中学校の周辺や通学路等を基本としており、加古川警察からの犯罪情報等がある場合、その付近も含め巡回いただいております。巡回車は町内巡回前に危機管理グループに情報確認に立ち寄られますので、その際に必要な情報提供等を行うようにしております。 ○議長(河野照代君)  次に、浅原俊也教育長。 ○教育長(浅原俊也君)(登壇)  2点目の御質問、不登校の現状と支援策についてお答えいたします。  ①についてですが、適応指導教室につきましては、不登校児童生徒の集団生活への適応、情緒の安定、基礎学力の補充、基本的生活習慣の改善等のための相談、適応指導を行うことにより、学校復帰を支援し社会的自立に資することを基本として設置しております。学校へ行くことができない児童生徒にとって学校とは違う場所であることが必要となること、また人と接することが苦手である場合を想定しております。今後も利用者や保護者のニーズ等を踏まえて対応してまいりたいと考えております。  ②についてですが、学校ごとに校内適応指導教室の設置や保健室登校ができるよう配慮しております。  ③についてですが、児童生徒の表情や会話の内容などのささいな変化により分かることがございます。  ④についてですが、適応指導教室に来られる児童生徒にとっての悩みや困難さは多種多様なことから、柔軟に対応していくことが求められていると考えております。  ⑤についてですが、不登校対策協議会などで保護者と教職員等が参加する研修会等を開催しております。  ⑥についてですが、現在はスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等と連携しながら対応しております。民間のサポート施設等を含めて不登校児童生徒にとりましては、多くの選択肢があることが望ましいと考えております。  以上です。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員の再質問を許します。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  まず、2点目の不登校の現状と支援策について再質問させていただきます。  今回質問させていただくに当たりまして、不登校の生徒であったり、中学生の子供を持たれる保護者の方の集まりが福祉会館で数か月前よりおしゃべりの湯という形で皆さん集まられてお話をされているところにも行かせていただきました。そして近隣市町ということで稲美町のふれあい教室を実際見せていただきました。  ①の現在の場所に設置された理由ということで、集団生活への復帰である、慣れたりとか学習支援というふうに先ほどお伺いしたんですが、多様化する不登校の現実を踏まえてということで今後の対応をもう少しそこを詳しくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  適応教室の経緯なんですが、まず、もう少し詳細言いますと、平成8年度、平成9年度に文部科学省の調査委託いうことで適応教室を公民館の2階に設置しております。第2庁舎ができておりませんでしたので、公民館の一室を借りて初めております。第2庁舎の完成とともに、そちらに移転しまして、そちらで活動しています。  特に、最初公民館は多くの人が来るので、不登校で接触障害であったり様々な課題を抱えている児童生徒にとっては、少しハードルが高い面がありましたが、第2庁舎に変わることによって、人目を気にせず入れるというところで非常によかったという意見もあります。  現在も階段で上ってくる児童生徒、またエレベーターを使って直接3階に来る生徒もいます。そういったところで様々な生徒に対しての配慮を行っております。  最後のほうの質問でありました適応教室のことなんですが、現在やっぱり様々な生徒というところで学習支援が必要なこと、それからまた人と関わることが苦手な児童生徒、そういったところに個々の困り感に対応するように努力しております。  また、適応教室の職員だけではなくて学校教育グループ、また時には生涯学習グループの職員も関わることによって支えていっているのが現状となります。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  最初は公民館でされていて、いろいろな理由があるいうことで今第2庁舎の3階に移られて、結果、今はうまくいっておられるということで、今多様化する、先ほども通告文でもお話をさせていただいたんですが、多様化する生徒へということで、また市町であるとか、ふれあい教室の利用状況で、全体的に中学生からふれあい教室に来られる人のほうが多いんですかね、それとも小学生、どちらなんですか、本町の場合は。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  細かいデータ等持ち合わせておりませんが、ここ数年で言いますと、中学生が大半を占めております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  中学生が多いということで非常に多感な年代の生徒も多いと思うんですけれども、その平成8年、平成9年の後から今第2庁舎に行かれてますけど、そこで今は他の例えば福祉会館であったり違うところでというようなところの検討はされてはいらっしゃらないいうことでよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  現在、職員は1名でということで教育委員会全体の中で支援しながらやっておりますが、場所を増やすというところまでは今現在のところ難しいと考えてます。  先ほど教育長の答弁もありましたように、その部屋の確保だけではなくて学校に復帰できるというのが一番の願いでありますので、スクールカウンセラーまたスクールソーシャルワーカーという方が家庭訪問、また子供と関わる中で学校へ復帰するという事例も上がってますので、そういった部分ともう一つは民間のそういったフリースクールというところもあります。今、大北議員が言われましたイドミィの高橋氏のところにも通っている生徒おりますので、そういった子供の選択肢というところがたくさんあるほうが子供が自分に合ったとこ行けますので、そういったところで今対応してます。  今後また新たなそういった施設も増えるいうことも聞いておりますので、ぜひ期待したいとこではあります。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では多様性ということで、ふれあい教室と、あとフリースクールに行かれる生徒も出てくるということは今後あるであろうということなんですが、フリースクールに行かれた場合、教育委員会でのサポートというのは、変わらずしていただけるという認識でよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  フリースクールであったり、そういった民間の施設に関しましても、それが適当な場所であるか、また子供が学校に復帰することも踏まえまして連絡調整いうことで、そこに見学行ったりすることも積極的にはしております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  フリースクールであるとか、あとまたタブレットをこれから活用して自宅でというようなことも出てくると思うんですけど、その場合も中学校は出席という形になるんですかね。どんな形でこれからは、今現在というか今後の検討というのは、どのような形でされていらっしゃいますか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  出席というところでは、新聞であったりテレビのメディアでも言われているように出席扱いという言葉がよく使われています。その定義というのが非常に難しい部分はあるんですが、主には学校に行っていないいうことで出席簿の扱いは欠席にはなりますが、出席扱いいうことなので、その子の学校に代わるところに行ってると、単なる欠席ではないという認識でしております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では出席扱いになるということで、その場合も例えばここに行かれる際の進路指導とかそういったこともされていらっしゃるのか、今後もされるんですかいうことで自宅におられる方は。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  出席簿の扱いは欠席となりますので、公立高校に要しては欠席となってしまうんですけど、出席扱いという括弧書きというところありますので、それで対応してます。  また、高校も不登校を積極的に受け入れていただける高校も最近増えておりますので、その個々の内情に応じて進路指導を的確にしたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  ②にも関わってくるんですけど、町内の小中学校内にもふれあいルームに似たような教室があるということで、そうしますと生徒というのは小中学校、ご自分が通われている学校の適応教室に行かれるか、播磨町役場、第2庁舎3階に来るというのはどんな選択で行かれるような、2種類の方法があるのかなというふうに考えるんですけど、どのような形で指導されて行かれてるんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  不登校いうことで、まず学校に行けない、学校にもう校門がくぐれないというところに関しましては、ふれあいルーム、教育委員会の3階で受入れをしております。  また、そこから次に学校の教室は入れないけど、学校の門をくぐって同じような部屋があるからということで、ステップアップということもあります。  中学校においては、その数も多いということから部屋を設けまして、そこで自主学習、また教師がそこに行って関わったりするということをしております。  小学校においては、数が少ない学校もありますので、そのときには特にそこの部屋を活用するという職員もいませんので、保健室で対応であったりとかいうことをしてます。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では第2庁舎3階のふれあいルームなんですが、私も他市町、稲美町とかも見せていただいた中で、学習支援だけではなく学校給食を食べたり、いろんな自分で散歩する時間とか、そういったカリキュラムを立てるとか、そういうようなこともされていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  給食に関しては播磨町は取組の事例はないんですけど、総合体育館に卓球をしにいこうということでスポーツ、体を動かしにいこうとか、それからそういった散歩とか、課外活動することもあります。ただ、外に出ることが、接触がちょっと苦手であるということに関しては、それはちょっと避けておきたいということで、来られている児童生徒のニーズに応じて、それは個々に対応していきたいと考えています。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  先ほどお伺いしました接触が苦手な児童生徒がいらっしゃったり多種多様な生徒が来られていると思うんですけど、今現在は何名の先生でそういったことをされて、ふれあい教室されていらっしゃるんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  現在は任期付職員ということで、学校の教員のOBが携わっております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  そちらから学校に戻るためであったり、今後の生活していく上での保護者の方との連携というのが、また先ほどイドミィ氏の講演会であるとか、そういったことにもちろん保護者の方も参加されていらっしゃるとは思うんですけれども、子供たちが見守って褒めて認めることで自己肯定力も上がってきて自信がつくということで保護者の方との自宅での生活とかで連携とか連絡とか、そういうのはどんな形で取られているのか、まずお伺いします。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  まず、保護者との対応に関しましては、直接ふれあいルームに連絡・相談もあります。そういった相談窓口いうことでホームページ等でも広く書いてますので、かなりの数が関わってきます。ただ、基本は在籍している学校の担任の教諭を中心に保護者との連絡しながら対応すると。その中で適応教室が適切であるかどうかいう判断も学校と保護者でさせていただいております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では担任の先生が連絡を取られるという認識、もう一度お伺いするんですけど、子供が学校を休んでいる中で担任の先生と連絡を取りながらという形は可能なんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  いろいろあるんですけど、担任が関わる中で途中から不登校になったら、その担任が一番身近なので、一番その子供にとって一番身近な教師であるということもありますので、担任がする場合が多いです。中には不登校担当教諭、また、時にはその他の前任の担任が一緒に複数で家庭訪問したりしながら保護者と児童生徒と関わるというケースが多くあります。 ○議長(河野照代君)  先ほどの質問で答弁で先生、担当の先生、OBの方とかおっしゃったんですけど、大北議員、人数を聞かれたと思うんですけども、人数は把握できているんですか。  西野直樹学校教育統括
    学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  専任のふれあいルームの担当は1名になっていますが、当然1名ではなかなか難しいので、学校教育グループの職員、それとまた生涯学習グループの職員も、時には助けていただきながら支援させていただいております。 ○議長(河野照代君)  よろしいですか。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  1名であるということで、先ほど西野統括の答弁いただいた中での担任の先生であったり生涯学習グループとか教育委員会であり、いろんなところで連携を取られているということで、不登校である子供と、ふれあいルームの生徒に対しての会議とか、そういうような対策会議みたいなんを取られていらっしゃるんですか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  この間講演会も不登校対策協議会というところで、会議で各学校の校長、それから担当者、そういった教員を含めたもので協議しております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  先日のイドミィ高等学院の高橋先生の講演に私も行かせていただいて、それをかなり学校関係、先生方であるとか、教育委員会の方はもちろん保護者の方もたくさんの方が参加されていらっしゃったんですが、その講演を聞かれた後の感想であったり、本町にはどんなことをしていったらいいのかなというようなことをフィードバックしていくということが大切なのかなと思うんですけど、そういった講演を聞かれた方だったり、当事者、保護者の方であったり中には生徒も来られたかなと考えるんですけれども、そういう声というのは、教育委員会で拾い上げて生かしていくというようなことはされますか、されていらっしゃいますか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  先日のイドミィの高橋氏の講演に関しては、そのアンケート、いろいろ好評なことをいただいてます。多くあったのがフリースクールであったり、そういったところが、どういったものか分かってよかったと。そういったなかなか直接目にすることがないところをしっかり説明を聞いたり活動の内容がよく分かる講演だったので、すごい見方が変わったいう意見が多くございました。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  フリースクールも今後は視野の中にあって、神戸市であってちょっと遠かったりとか、近くにできてきたり、いろいろ多様性というのが出てくると思うんですけど、その辺りは教育委員会として、どのようにふれあいルームであるとか学校生活、フリースクールに関しての考え方というのは今後どのような形になっていかれるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  実は令和元年10月25日付で不登校生徒への支援についていうことで文部科学省が多く通知を出しております。その中では、不登校生徒の支援の在り方であったり、また不登校生徒が学校への関わりといったところにも触れています。  特に、今までの発想ではないのが学校に行くことが全てではないということも言うてます。その児童生徒のキャリアに応じて適切なそういった教育の配慮があるんであれば、そういった子供の選択肢として、そういったフリースクールとかも認めるような内容のことが書いております。  したがって、本町においても今現在もフリースクールを行っている子はいます。そういったところに関しては、その機関と校長、また教育委員会もどういった組織であるかいうことを認識しながら、どういった活用していくかということをしっかり連携協力というか情報共有しながら対応している次第でございます。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今西野統括から答弁いただきました学校が全てではないということ、非常に共感ができます。フリースクールが、これから近くにも増えていくのかなということも予測が多様性ということでされるんですけど、その場合、例えば町内にできるとか近隣にできるという場合の教育委員会での支援というような、支援というところまでどうなのかなんですが、考え方というのは、どんな感じでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  当然、義務教育の観点からいいますと、その子供が在籍しているのは町内の公立小学校、中学校でありますので、学校との縁がなくなるわけではありません。教育委員会が関わることもあるんですが、主には学校が民間の施設であったりと、しっかりと連携しながら情報共有、それからまた学校が支援できることに関しては積極的に支援すると、相互の連携、その中で今よくあるのが数日は学校にも来ようねというような呼びかけもしながら、フリースクールのいいとこ取りというんですか、子供の実態に応じたように、対応できるように考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  先ほど西野統括答弁いただいたように、今不登校の生徒は、1日行って何日か休みであったりとかで、いろいろ多種多様になってきていると聞いております。  ちょっとその前に聞こうと思っていたことで、保健室登校という形もあるとは思うんですけれど、そういった形で先ほど小中学校内にもふれあいルームがある、また保健室に登校する生徒もいらっしゃるという中でのどのような形でふれあいルームに小学校行かれて、小中学校で行かれている方との保健室に登校している生徒のどういうふうな形で対応取らされているんですか、今の現状。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  各小学校、中学校も非常に工夫していただいてます。限られた教員ですので、なかなかそんなにたくさんの教員がいるわけではありません。授業もありますので、また、ちょっと不登校のきっかけになって保健室にまず行くことがよくあるんです。その中で保健室でずっと行ってたんやけど、ちょっとそこもしんどくなったということで不登校、でも保健室ならまた行けるよというところで、保護者や児童生徒と話す中で、保健室なら行ける、そういった中では保健室を開放することで、その居場所を確保しています。  中学校においては、ほっとルームいう名前で少しリラックスしながら、そこで居場所をつくっていると。特に、よくあるのが、そのほっとルーム、学校の適応教室に来るんですけど、この授業は、この日のこの授業は行ってみようということで、少しずつまた教室に慣らしたりいうことで、そういったいろいろその生徒の状況に応じて一歩前進してまた二歩下がることもあるんですけど、そういうふうに柔軟に対応しているのが今の現状です。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今の現状お伺いいたしました。先ほど講演会ということで、イドミィの高橋先生の後にも12月5日にも教育委員会と播磨町が主催で、こころふれあう町民のつどいでお笑い芸人の山田ルイ53世さんがお越しになられて、そのときも山田さんの中学校からの6年間、不登校になり、ご自宅にひきこもりになられたというご自身の経験をお話しされたということで、すごく共感する言葉がたくさんありまして、こういった輝いている人たちだけがいる社会ではなく、普通に生きている、取り柄がないと言われるような人たちではない、普通の人もいてもいい、誰も責めない世界や社会があってほしいというようなことを山田さんがおっしゃったことが非常に印象に残っております。  こういった講演会を今後も大きなレベルではなく小さい形でいろいろな形を続けていっていただきたいな、費用の問題もあるとは思うんですけれども、そういうふうに中央公民館のように広い場所でもなく、オンラインでもいいので、いろいろな先生方のお話を聞くというような機会は非常に大事だと思うんです。児童にとっても保護者の方にとっても勉強する機会というのをどんな感じで今後はちょっとそれはいいなと思っているんですけど、その辺りは教育委員会はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  コロナ禍の中で、ちょっと実施しにくい部分もあったんですが、今年はぜひいうことでしてます。年に1回は必ずこのような会を、講演会、研修会をしております。その他に今ちょっとまた計画しているのが、時々その適応教室を経験して非常に今頑張っているお子さんもいますので、その子供たちが適応教室に来て後輩たちを励ますという会もあります。そういったものをちょっとその了承も得なくちゃいけないんですけど、そういった適応教室を経験したお子さんが、また自分の経験を基にお話しする機会があればいいなと思ってます。実現できるかどうかちょっと約束はできませんが、そういったこともやってみたいなと今内部では話しております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  この質問の項の最後のところで、今後の⑥なんですけど、今後の支援策ということで民間サポートの支援、アドバイザーの導入というのが先ほどはスクールカウンセラーであるとかいうふうなことを答弁いただいたんですけど、フリースクールも含めて、こういったことを今後すぐに実現ではないと思いますが、民間サポートの支援であるとか、そういう民間アドバイザーであるとか専門のそういう支援される方、フリースクールの立ち上げも含めまして、そういうことは再度、最後ちょっとお伺いして、この質問終わりたいと思うんですけれども。 ○議長(河野照代君)  浅原俊也教育長。 ○教育長(浅原俊也君)(登壇)  総じて言わせていただきます。  今日は学校に行きたくないと。どんな子供にもそう思う瞬間はあると思うんです。私も中学のときなんかそういうふうに思った覚えが今ちょっと考えたらあります。今日はもうちょっと行きたくないなというふうな、でもしかし長期の欠席とか不登校になりますと、その学校に行きたくない、行けないという切実な理由が必ずあるはずですし、またその原因が、原因に自分自身気づいていないというふうな場合もあるんです。  また、その原因は、先ほども大北議員も言われているように、多種多様で子供一人一人違います。中には本人の抱える問題もあるんですけど、家庭的な支援を得にくいということが原因となっているケースも多くありまして、親が変わることで子供も変わることもあります。そして今またその後のであいが過去のその認識を変えて、将来に結びつくことがあります。今日私はその教育というのが、今に関わっているというふうに思っております。教育のほうではよく卒啄同機という禅宗の言葉があるんですね。卵からひながかえるときに今からかえりますよとか、もう出ますよとコンコンとつついたら親鳥が出てきなさい、自分で出てきなさいとコンコンとつつくと、外側からつつくと。じゃ自分で出ようと、ひなはするそうなんですね。それを卒啄同機とか卒啄同時というふうにいうんですけど、このように、絶妙なタイミングというのが、また大事なことでありまして、例えば子供と教師と子供と親が心のロープですね、心のロープをピンと張っておく、決して緩めるのではなくて引っ張り過ぎるのでなくて、つまり親や家庭、先生や学校は子供の視線やその感覚に立って、決して焦らずに子供を信じて、また決して突き放すことなく子供のサインを適切に受け止めることが必要であります。  しかしながら、先生は多くの子供と関わっておるために一人一人の子供にここまで寄り添うことはなかなか困難というか難しいところもあります。子供にとって真に大切なのは登校するということではなくて、学びを止めないということではないでしょうか。そういう考えに立てば不登校の児童生徒に対しては、まず学びの機会をきちんと用意することが優先されるべきだと思っております。  これらのことからも、ふれあいルームの一層の充実ということを図ることとか、民間、先ほども議論されてましたけど、民間などの多方面との連携、そしてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、この人たちの働きがすごく今重要ですし助けられておりますので、ここの充実、また、その連携を図っていくことが必要ですし何よりもふれあいルームの一層の充実を図っていくということが大切であると思っております。  以上です。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今、浅原教育長からの答弁いただきましてスクールカウンセラーであるとかスクールソーシャルワーカーの充実ということで最後に終わろうと思っていたんですけれども、今人数的には足りているという形で育成、もし足りてなければ育成という形はされていらっしゃるのかということをお伺いします。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  現在、県の補助事業も踏まえまして、町と持ち出してスクールソーシャルワーカー1名を配置してます。曜日によって播磨中学校、播磨南中学校に2日ずつ、またその拠点である中学校から小学校との連携ということで小学校にも出向いていただいてます。  スクールカウンセラーに関しては3名、これは常勤でありませんので、週に1日、2日という形で来ていただいてます。必要に応じてまた曜日を変更したりいうことで対応してます。  今後、なかなか足りているかどうかといいますと、非常に忙しいということからいうと、またさらなる拡充も必要かなと考えてます。何分これも予算も関係していることですので、こちらも県に要求しながら数を増やしていくように充実できるように働きかけていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、1番目の質問させていただきます。  住民協働の安全・安心なまちづくりについてということで、消防団の新規加入と育成についてということで、総務建設常任委員協議会でも説明を11月9日に私たち受けたわけなんですけれども、今回質問の中では新規加入団員を増やすということで、通告文にも書きましたように10名であるとか5名減少している団があるということで、先ほど答弁いただいた学生消防団活動認証証明書についてなんですけれども、消防団活動というのは今現在月平均何日ぐらい何時間ぐらいという形でされていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  消防団活動につきましては、先ほど岡本理事の答弁の中で申し上げましたとおり、行事のほう出ております。月の例えば平均であるとか週の平均であるとかいうような数字は取ってございません。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  多分、団によって違っていたり、その活動が例えばお祭りの巡回とか交通整理とかも活動に入れるとなると、かなり日数も増えてくるのかなと思うんですが、その学生消防団活動認証証明書というのは、町内に先ほど大学はないというような答弁いただいたんですが、自宅から通学している大学生とか専門学生の方はたくさんいらっしゃるわけで、社会人の方とまた少し違った時間の休日とか夜間、夜なんかも空き時間も持っていたりとすると思うので、そういった辺りでの検討というのは自宅から通学しているという形ではできるのかなと思うんですけど、その辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  学生の方を消防団にという御意見でございますけども、そういったこともいろいろ考える中で必要であればそういうことを考えていきたいんですけども、実際その学生の方々が例えば播磨町に下宿しておってじゃないんですか、住所地が。 ○4番(大北良子君)  下宿だけじゃなく自宅からも。自宅からされている、下宿だけじゃなくて。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  自宅から行かれている方を消防団にということですか。 ○4番(大北良子君)  自宅の方もアパートに住まれている方も両方。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  住所地は播磨町ですよね、そしたら。 ○4番(大北良子君)  はい。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  消防、一緒やな。特段それは学生で。 ○4番(大北良子君)  全員。大学生は全員で、自宅も。                 (発言する者あり) ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  今、大北議員御質問の例えば御自宅が播磨町におられて例えば神戸市内の大学だとか姫路市内の大学とかいろんな周辺のところに通われている学生さん、実際おられるとは思うんですけれども、その方の神戸市で今、大北議員ご質問のいわゆる学生消防団というものの形態をやっているんですけれども、それについては学生の消防団員の学生の方のみで団を組んで活動されているんですね。その中でいわゆる学生、大学の方が基本になっていると思うんですけれども、4年間、4年間の在籍中にこういう活動したということが証明書として出ると。それがいわゆる社会的な貢献といいますか、ボランティアのどういったもので扱われるのかちょっと分からないんですけれども、企業PRの中で扱われるということなんだろうと思います。播磨町の方が例えば学生の方で消防団員がということについては、各地元で入られる方については、特段そこを阻害しているわけでも何でもなくて、各地元に入っていただいたら結構かと考えておりますし、例えば播磨町の消防団で学生の間に入っておられたと、それを企業PRに使われるということであれば、在籍証明とかいうこともできますので、今のところ播磨町の消防団としては、そういう学生消防団の制度は入れなくても大丈夫ではないかというふうなことの中で今お答えしているといった状況でございます。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  何か行き違いがあるのかなと思っているんですけど、私が思っている認識では、今ある消防団、播磨町内の分団の中に学生、町内で生まれて育っている大学生、専門学校生が入るという意味で、日野統括がお答えになったのは、その大学生だけで組織されているということなのか、どちらも含まれてこの学生消防団活動認証証明書というのは出せるのかなという認識なんですけど、そこは違うんですかね。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほどお答えしましたのは、神戸市の事例においては、そういった形で学生の消防団員のみで団を結成して活動されているといったことを申し上げたというところが1点ですね。  それと学生の身分であっても、播磨町の消防団員として入団ができるかできないかという観点については、普通にできますので、その点については各地元で入団していただいたらと考えております。  それから学生の消防団ということの認証の制度の導入という観点については、先ほど申し上げたとおり、いわゆるちょっと企業PRのほうでどういった扱いになるんかは、ちょっとそこまでは定かじゃないんですけれども、播磨町の消防団に在籍したということの在籍証明については播磨町でも出せますので、それでも十分代用可能ではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員、残り時間3分となりました。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では愛媛県松山市の消防団とかでは、災害時に避難所とかで応急救護とか物資配布とかの任務ができるというサポーターもいるので、そういう例えば災害時にというような形で団を結成してもらえるということも視野に入れられるのかなと、入れることができるかなと思うんですが、その辺りのご検討はいかがですか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  消防団につきましては、基本的に災害時も活動する中で播磨町災害対策本部の下、活動する団体の一つとして成立しておりますので、特段新たな制度導入というようなことは考えておりません。違いますでしょうか。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今回、消防団の新規加入ということをこれから先減ってくる可能性も働いている方であったり、認知されていないということで減るかなということも今5名であり10名減っている中で、新規団員を入っていただくというのに一番有力と考えられることは、行政としては何だとお考えになりますか。多分地元の方の意見とかもあると思うので、地元の消防団の御意見も聞かれていると思いますので、そこをお伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  消防団条例の改正の際もご説明申し上げたとおり、各団におきましては、もちろん団員同士の人間関係、いわゆる結束という中で消防団活動ができるということが前提になっておりますので、そういったことから各団の中で各地域に根差した方を団員として受け入れるのが一番団としても適切ではないかと。  ただ、少し申し上げた変更点で申し上げますと、最近の若手の消防団員の中には、友人同士で入りたいと言われる方も団員の中でおられますので、各団の3割については、各地域を超えても播磨町消防団としては一緒ですので、受入れをしたいということで、基本ベースとなるところについては、各団での地道なスカウトといいますか、そういったところになろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  男女共同参画の視点からということで、女性団員をもう少し増やすということのお考えはいかがですかね。方法であるとかPRとかいうのに関していかがですか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  女性団員につきましては、今、大北議員ご存じのとおり、いろんな啓発、特に啓発劇等で皆さんのお目にかかっているところが多いんではないかと思います。今度令和5年にはまた全国の消防の操法大会の出動も予定しております。その中で女性消防団についても結束を高めるという中で今現在の団員の中からいろんな知り合い、地縁、血縁、そういったところにも声をかけ、なおかつホームページに女性消防団の新聞も掲載させていただいておりますが、そういった中にも気軽にお問合せくださいということで女性消防団の入団希望の方については広く開けておりますので、そういった中で少しずつ増えればもちろん大北議員がおっしゃるように、町としてもいいというふうに考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では、ちょっと時間もなくなりますので、青パトなんですけれども、何度か決算・予算特別委員会でもお伺いしているんですが、播磨町第5次総合計画策定に関する住民意識調査報告書でも、目指していくべき播磨町の姿ということで安心・安全ということを希望されているアンケート結果が47.6%ということで最も割合が高いんですね。その中で最近のネットにも、兵庫防災ネットにも声かけ事案であるとか露出事件、盗撮とかそういった事件があるということで、パトロールの強化ということであったり、通告外になるかもしれないんですがカメラということも視野に入れていただけたらと思うんですけど、住民パトロールという青パトと呼ばれるのは見直しというのは、本当にダイレクトに見直しなんですが、その辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  青パトでございますけども、今加古川市にお願いしながら回っていただいているところです。来年度も同様の回数でお願いできるということでのお話はしておりますので、その分の回数云々ということになりますと、またその辺はまた調整してお話しすることになると思いますけども、実際町内の青パトではないですけども、そういうボランティア的な方、パトロールをしていただいております。ですから、そういう町民挙げてのそういうパトロールの中でそういう対策も考えていきたいとは思っております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  この質問させていただくに当たって、いろいろ調べさせていただいた中で、他市町、明石市とか加古川市の方から登校見守りの指導員の、交通指導員の方、非常に播磨町は名前も覚えていたりすごく行き届いているねと、声かけもすごく子供たちにされているんですね。なので、そういった部分でもう少しマンパワーということで警察OB以外の方の一般住民の方というのも、協力をお願いして回っていただくような形というのは、最後にどうなのかお伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  パトロールカーを用いて回るということは、その車両とかそういうこともあるんですけども、今実際皆さんがこういう足を運んで回っていただいております。パトロールカーで巡回するのもそれもいいとは思います。ざぁーっと町内を回ることによって、それが走ったということで啓発になろうかと思いますけども、ある部分皆さんがこうやって立ち当番とか地域の懐中電灯をつけながら回っていただくとかいうことは、よりきめ細かなそういう防犯のパトロールになっていると思いますので、青色パトロールカーいいましたら、そのままピューっと通り過ぎてしまうような形になるんですけども、歩いて回られるそういう防犯ボランティアの方がいらっしゃいますので、そちらのほうがよりきめ細かいパトロールになるのかなと思いますので、今のところそれを両方併せて安全・安心のまちづくりについてつなげていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  ではこれで一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、大北良子議員の質問を終わります。  これで一般質問を終わります。  しばらくの間休憩します。
                    休憩 午後2時15分               …………………………………                 再開 午後2時29分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第2 議案第60号 播磨町事務分掌条例制定の件  日程第3 議案第61号 播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件  日程第4 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第2、議案第60号「播磨町事務分掌条例制定の件」から日程第4、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」までを一括議題とします。  提案理由の説明は、定例会第1日の12月7日に終わっています。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  11月9日に行われました総務建設常任委員会のときに説明で住民にとって分かりやすい組織にする、設置する部署は、できるだけ類似する業務や関連の深い業務をまとめたものとするというような説明があったんですね。その中で議案書4ページを見てみますと、住民協働部(6)環境の衛生及び保全に関すること、その下の都市基盤部(8)ため池、水路その他治水対策に関することということで、この件、コロナ禍で去年も今年も自治会の溝掃除ができなかったと、こういうことで自治会から掃除の要望を提出いただいて、土木グループとすこやか環境グループが共同で優先順位をつけながら対応していただいたと、こういうことを聞いております。この中で言ったように、類似する部分はどうするかということですよ。対応できてないと思うんですが、類似する部分については、これどういうように今後やっていくのかということだけお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今、奥田議員のおっしゃったのは類似する部分の一つの例として考えておったらいいですかね。例えば溝掃除、それ以外のことについてですか。 ○13番(奥田俊則君)  今は、溝掃除のところだけです。 ○理事(岡本浩一君)  溝掃除の関係だけですか。類似する部分といいますと、当然今おっしゃったのは土木グループとすこやか環境グループにまたがっているというようなことで、溝掃除がどちらかというようなことになっておりますけども、今度住民協働部いうような形でそういったものを設けます。その中で当然溝掃除という部分の所管というのも、どちらか一つというような形に管理するというような形にはなろうかと思いますが、その辺り今細かいところまではまだこれから詰めていくんですけども、共通する部分については、極力皆さんが分かりやすいような形でというようなことでは考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  共通する、類似する部分については、規則で整理すると、そういう確認でよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  条例の下には、規則を設けまして、事務分掌規則の中に細かい業務についてはうたっていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今回の機構改革については、幾つかの課題の解決ということが目的だと思うんだけども、その中の一つとして財政状況今厳しい状況で今後も続いていくということもその認識の一つだと思うんですけど、その辺り当局としてそういう認識があるということでいいのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今後当然、今の新型コロナウイルス感染症の対策等においても、かなりの経費を使っている中で、財政状況、景気の向上、景気状況を見る中でも厳しい状況が続くものであるという認識はしております。ですから機構改革を行うことによって、より多様化するんですが、複雑化の中に対応できるようなことが一つあるのと、それと事業に面して重複するようなところは整理し、一つでやる方法のほうが効率的ではないかなというようなことで考えているところでございます。 ○議長(河野照代君)  いいですか。他に。  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  現在のグループ制が施行されて16年が経過した中で元のいうんですか、従来の部課制に戻るということなんですけども、これ16年経過する中でいろんなこの経済的な変化、時代の変化いうんですかね、そういうのがある中で、この戻すことによって、これまでグループ制で行ってきたマイナス面と今度部課制にする中での長所いうんですか、その辺目立つところをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今度、部制に設けるような形にしております。従前でありましたらグループ制ということで、グループの塊の中でそういうものを定めておりました。今度は部制というような形の中で、ある程度今経済情勢の対応ができるような形で組織を組んできたというような形のものです。ですから従前でありましたら、例えば子育ての関係の事業におきましても、他課にまたがるようなことも出てまいりました。それ以外に福祉の部門におきましても、より複雑化した内容、昨今のいろんな問題発生しております。それにつきましては、当時のグループ制の中におきましては、そこまでのそういう対応というところまでは対応できてない状況でございましたので、今回ある程度の大きなそういう主要な問題において、それを基準を定めてこの組織を見直した中で課、係を設けているというようなところでございます。 ○議長(河野照代君)  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  私、このグループ制に変更いうんですか、変わったときのこと思い出しているんですけども、このグループ制をしいたいうのは、縦割り行政から横のつながりをもっと広めていくいう意味があったんではないかと思うんですけども、このグループ制ではそういうことができなかったいう、今の答弁では解釈したんですけども、そういうことでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  グループ制の中では組織のフラット化というような形でそれを組織してまいりました。その中で時代がこう変革していく中では、部署にまたがるような問題も出てまいりました。そうする中では今、奥田議員の質問にあったように、2課にまたがったりとか、そういうような問題も出てきております。ですから、そういった形のものをより共通する業務については一つにまとめて、そういうことにするほうがスムーズに流れると。それと、そのグループ制の折には起こり得なかったというんですか、特に債権対策といったことについては、そのグループ制の中では置いておりませんでした。今回条例等も制定しながら、そういうことについては力を入れていこうというようなことで、こういう組織を設けております。  ですから、縦割りという形ではなしに今、部・課・係という形にはなっておりますけども、そういう中では情報共有できる内容が非常にスムーズに流れるような形で考えておりますので、決してそれは縦割りということではないと考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  今回、様々な組織運営上の課題が生じてきたいうことで、この課題に対処するために町組織の機構改革を行いたいというような説明ありました。その中でまた5つの方向性があるとの説明も受けたんですけど、2つ目にそれぞれの職責を整理し業務量も緩和し偏重を是正するとあるんですけど、この新組織になっても課長補佐と係長を兼務したり、係長については10の係が増となってますので、当然兼務しなければならないと思うんですけど、この兼務というのは、いつまでも続けるのか、その終わりと終息というのは、期間というのは考えているんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  兼務といいますと、なかなかそれだけのポジション、今回増えるわけでございますが、今回の人員の異動を見ていただきましたら、それが全て埋まるというような形ではございません。ですから、当面の間は、兼務という係においてもそれは出てこようかと思います。それがいつ頃埋まるかといいますと、順番に退職し新たな人を採用しながらというようなことになりますが、具体的には長期的にはなろうかと思いますけども、なかなかいつになったら全ての係が埋まるかいうことはなかなか難しいのでないかなと考えております。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  今の岡本理事の答弁からいうと、この業務量は相変わらず変わらず当面は続くという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今回、こういう分け方をしている基準におきましては、業務量を平準化する中でこういう課と係とに分けております。ですから、そこに配属される人数の部分において、業務量を調整するというようなことで考えております。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  よく言われるんが職責が人を育てるという、よく聞きます。企業においても、その職責に応じて腕章というのはめているんですけど、腕章をはめることによって、いろんな社員の方がかなりレベルアップした、この目の前で、目の当たりに確認はしてきたんですけど、岡本理事も統括も前の答弁で言ってたと思うんですけど、職員は、職員を育てるということで多分全力を投球している思うんですけど、思い切った人事ですか、登用というのは考えてないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  その登用といいますと、当然、その職員、今人事評価制度を入れておりますが、そういったことに基づきまして、当然優秀である者については当然登用していくというようなことで考えております。決して年功序列というような形のものではないということでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  今回、事務分掌が行われるんですけども、職員一人一人にこの職責の明確化を図るために、職務分掌等は考えられているんでしょうか。考えられたんでしょうか。一般企業では、そういう職責を重視した規則が設けられているんですけども、そういうところまでは検討されたんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  人材育成基本方針が今もあるんですけれど、今、組織機構の見直しに伴ってそちらも見直しを図っておりまして、その中で職の基本的な任務とか、与えられた職に果たすべく役割というのを明確にそちらで記しまして、それに基づいて人事評価もするんですけれども、もちろん人事評価をするに当たっては、もちろん研修もしますので、その辺り研修を通じて皆さんにご理解いただくということでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  これは人事評価にも関わることなんですけども、職員が一人一人こういう明文化されたものを見ることによって、はっきりとした自分の職責というか責任が明確になってくるんではないかなと思うんですけども、その点いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  人材育成基本方針のほうは、庁内の公開羅針盤というシステムがあるんですけども、そちらのシステムを使って掲示板という分があるんですけど、それで周知を図ると。掲示板やあと、その後もそのままずっと載せておく機能というのがあるんですけれども、キャビネットとかという、そちらのほうに載せていつでも閲覧できるというような状態にしたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  今回、兼務するような職務がちょっと重なる面があると思いますので、そういうきちんとした職員が分かるような形をきちんとしたほうがいいんではないかなと思うんですけど、どうなんでしょう。兼務職務があるんです。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員、もう一度。ちょっとマイクを近づけてお願いします。 ○6番(大瀧金三君)  今回のこういう職員が自分の責務をはっきりと分かるといいますか、こういうふうに評価されたんだというのが分かるように、そういう徹底したらいかがかなと思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  もちろん新たな人事評価制度におきましても、結果を公表しながら面談するということで、期末面談とか、その後も期首面談もあるんですけれども、一番最初に。だからそちらの面談を通じましてその辺はフィードバックができると考えております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  議案書3ページであります。企画総務部の下のほうの(17)議会及び行政一般に関することと、こういう事務分掌書いてます。今でありますと総務グループで議会に関することと、こうあったんですが、今回は議会及び行政一般に関することと、こう記載されてあるんですね。この行政一般に関することというのは、どのようなことなのか、確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  現在、個人情報保護とか情報公開とか、あとそういったもろもろの、こちらのほうに当てはまらないような行政、総務関係が多いんですね。総務関係の一般的な事務ですね。ここに書いてないような一般的な事務が該当するのかなというふうに思っております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  一般事務なんです。要するに、企画総務部の議会については、一般事務も今の答弁ですと一般事務も追加いうんですか、議会事務局は一般事務を行うと、こういう理解なのか、そこらもうちょっと少し詳しく説明をお願いしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  こちらのほうは、町長部局の主な業務に当たりまして、議会に関することといいますと、今総務グループがしてます議案の調整ですね、議案の調整とか議案書の作成、そういったところを、そういった関係の議会関係ですね。議会事務局とはちょっとまた別で、議会事務局は別にまた別の規定でしたかね、そちらで定めますので、こちらはあくまでも議会事務局がする業務ではなくて、町長部局がする事務というところになります。 ○議長(河野照代君)  聞こえます。ちょっと待って、もう一回。聞こえました。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  この議会及び行政一般に関することというこの事務分掌は、議会事務局は、行う仕事と違うと、こういう認識でいいんですね、この分は。じゃ、議会事務局はどこに所属してどういう事務を行うんですか、条例で。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  議会は、こちら条例ではなくて別に定めることになります。今現在も定めているんですけれども、播磨町議会事務局処務規程がございます。その中で議会事務局の事務分掌を定めております。ですので、こちらは条例には定めておりません。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  (17)で議会及び行政一般に関することと一つになっているので、私はここに議会事務局が企画総務部の一つに入るのかなという感じやったんですけど、違うんですね。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  もともと機関が違いまして、議会はまた別の機関なんです。教育委員会と同じで行政委員会といいまして、別組織みたいな形になるんで分かれているんですね。ですので、一緒にここでは決めないと。だから教育委員会もこの中で決めてないんですね。教育委員会も規則で決めるということになってます。いう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  いや、そうかな、こうかなと思いながら、確認したんですけど、この部局の設置、5つの部という中には、含まれてないので、いや、議会ってここの中になるのかなということで確認しましたけども、今の説明でそれでは、議会事務局の組織図というのは全体まだもらってないので、ちょっとイメージができにくかったんですけど、5つの部とプラス教育委員会部局、議会事務局部局と、なるんですか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  松岡議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(河野照代君)  よろしいですか。  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  先ほどの藤田議員の質問とも関連するんですけども、今回のこの機構改革については縦割りの弊害を除きつつ責任範囲の明確化を図るということが目的だということで認識しているんですけども、そういった中で今現状の縦割りの弊害としてどういったものがあるのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  その弊害というんですかね、2つの課とか部署ですね、それがまたがるような業務がよく起こります。そういったことについては、どちらのほうに入るのかなというようなときで、いろいろとそういった話も出てまいります。縦割りというのは全く完全にそういう意味ではないんですが、両方にまたがるような業務におきましては、そういう縦割りの悪い形が出てしまうということが一つの弊害になっているのかなと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。
    ○9番(神吉史久君)  先ほどの藤田議員とのやり取りを聞いてますと、現状そういったものがある部分については今回の機構改革でまとめるというような形が一つの対策だっていうことがあって、ただそれは縦割りのカテゴリーを分けて変えるだけのことで、結局そのままで運用されていたらそれは縦割りのままなんですよね。そうじゃなくて、そこに先日の宮宅議員の一般質問でもあったように、横串をしっかりと入れるような形づくりができてないといけないということだと思うんですけども、それが今回のこの機構改革ではどのように図られているのかというところを説明いただけたらと思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  宮宅議員からの一般質問でも心理的安全性というところがあったんですけれども、一般質問でも答弁がありましたが、来年の2月に統括職を対象としました階層別研修があるんですけれども、その中で取り扱うということで、そういったことで研修の中のカリキュラムの一つとして今後取り組んでいきたいということで思っていますので、先ほど申しました人材育成基本方針の中にもそういったことを盛り込んで組織の心理的安全性いうところを高めていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  宮宅議員の質疑の中でも聞いてて思ったのは、ボトムアップとかそういったことをしやすい環境づくりという意味では、今本江統括が説明いただいたような研修が意義があるというのは理解できるんですけども、縦割り行政を解消するという部分でおっしゃっていることが機能するというのは、私には理解しにくいんですけども、縦割りの弊害は、どういった形で解消しようとしているこの機構改革なのか、改めて確認いたします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  縦割り行政でよくあるのが、どっちの業務か分からないということで、向こうじゃないか、あっち側じゃないかいうことで、なかなかそういった押しつけ合いがあって、効率的な事務で迅速化に資してないというところがあるんですけれども、そういうところをなくすために類似した業務をできるだけ同じ部署に集めまして、それと同時に職場の中の雰囲気といいますか、先ほど言った心理的安全性を高めまして、なるべく我が事のように業務は他の業務だから知らないというのではなくて、協力、協働しながら業務を進めていくといった組織にしていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  3回目、確認。4回目やね。理解できなかったところがあるんですか。 ○9番(神吉史久君)  同じやり取りが繰り返されとるだけなんです。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  業務の振り分けの仕方を変えて集約化するということは理解しているんです。それは違う縦の筋をつくっているだけじゃないですか。そのまま、いや、この業務は君たちの課に任せたんだから私たち知りませんよが続いてしまったら、結局それは縦割りが続いているのと一緒のことなんです。そうじゃなくって、今後もまたこういった他の部署とまたがるようなことが出てくることが十分あり得るでしょうから、そういった意味で今回の機構改革がどういった形で縦割りの解消につながるんですかということを問うてるんです。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今お示ししておりますのが、この部の形でございます。もしそういった他課にまたがることで今の組織の中では対応し切れないという場合におきましては、これはもう仮かもしれませんけども、そういう課とか係とかをプロジェクト的に設けることも可能でございます。ですから、今具体的なそういったことというのが神吉議員のおっしゃる縦割りを解消するという一つの方法としては、新たな部・課を設けるということも今の場合部制を設けますと、そういったことも可能でございます。ですから、以前はグループ制の中では、そういう形がなかなか難しかったんですが、今度はそういう可能性もありますので、それを必ずするという意味ではございません。そういうぐらいのことがあったときには、そういったことでも対応できるということで、今回の部制を条例で定めるということでございます。 ○議長(河野照代君)  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  総務建設常任委員会で、頂いた資料なんですけども、機構改革後の業務という表があるんですけども、この中で教育委員会は教育総務課、地域学校教育課と2つに分かれて、その中で地域学校教育課の中でまた3つに学校教育係、地域教育係、資料館と3つに分かれてるんですけども、このうち地域教育係の中で家庭教育、人権教育、補導、図書館となってるんですけども、このたび公民館及びコミュニティセンター、スポーツに関すること、文化に関することを町長部局に移管し、住民協働部の中で協働推進課の中で進めていくようになってますけども、これ人権教育と今これ書かれてるんですけども、人権教育いうのは行われているんですか。まずこれを確かめたいと思います。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時00分               …………………………………                 再開 午後3時04分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今、藤田議員からのご指摘でございます。せんだっての総務建設常任委員会で、こちらからお渡しした資料ですが、これにつきましては、参考として分かりやすいような形で表記させていただきました。  具体的には、今の現在の事務分掌規則を確認しますと、確かに人権教育、ごめんなさい、人権啓発の企画及び推進に関することということになっておりますので、今、藤田議員のおっしゃるこちらのほうが表記としてはもしあれでしたら啓発のほうがよかったのかなということで、こちらは確認いたしました。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  そこでなんですけども、住民協働部の協働推進課生涯学習係、生涯学習係の生涯学習及び住民協働係の自治会、また男女共同参画というような部分で現在今コロナ禍で中止している部分があるんですけども、各自治会において、いきいきフォーラムを実施しているんですけども、この辺どないですか、別れて教育委員会の地域教育係と住民協働部の生涯学習、この辺の言わばいきいきフォーラムの実施については、これ両方が協働しなくてはならないと思うんですけども、その辺はどのように考えておられます。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今回、生涯学習の関係につきまして、町長部局に持ってきましたのは、地域の課題、自治会であるとか地域の中のいろんな課題を一体として取り組むのがいいだろうということで、町長部局に持ってきております。特にその人権教育という大きな観点の中で見れば、全体的な方向性であったり、そういうものは教育委員会の中で出していただいて、それぞれの具体的な取組については、対自治会ということになりましたら、具体的なそういう日常的な取組については協働推進課が行いますが、当然教育委員会とも連携しながら進めていくことになろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  藤田 博議員。 ○14番(藤田 博君)  いきいきフォーラムは自治会が主催しているんですね。その後押しいうんですか、これまではその開催に向けての後押しを教育委員会で行ってきていると思うのが、これが分かれるいうんですか、教育委員会と住民協働部に分かれた場合、あと何らかの連携いうのが必要でしょう。これ連携がなくなってしまえば縦割りに戻ってまうでしょう。このような事業を何事も円滑に進めていくには、協働が必要になってくると思うんやけども、その辺を私聞いているわけですよ。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  当然、今やっている事業をまた移っていくと。それは今までやっている以上に成果を出していくのが今回の狙いでありますので、当然移行時においては両方一緒にやらないといけませんし、移行後においても人権教育がしっかり進むように教育委員会と協働推進課は協力してやっていくことになろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  配置なんですけれども、第2庁舎2階に協働推進課と教育委員会ですね、同じフロアにするというところで協働を図っていただきたいという思いはございます。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今回の機構改革の目的の一つとして、責任範囲の明確化ということもあると聞いております。この責任範囲の明確化というのは、一人一人の職員の責任範囲の明確化ということなのか、それとも各部・課・係の責任範囲の明確化ということなのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  各階層といいますか、職ですね。部長、課長、課長補佐、係、それからその下の課員にそれぞれについて、それぞれのその階層でそれぞれの役割がありますので、その役割を明確にして、明確にするということは責任も明確になるというところで、それぞれがその権限と責任をしっかりとわきまえた上で業務に当たっていただくということを考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  それで今回グループが課に、チームが係に変わるということで、私たちは最初ふと思ったのは、グループでしたら今まで統括がついてましたね。統括がそのまま課長になって、リーダーがそのまま係長になるのかなと思っていたら、係については今までのリーダー補佐がそこの係長に就くということで、その仕事の職責というのが少し重くなるのかなと感じるんですけども、一方で、その等級については今までどおりだというところで、その辺りの考え方というのを改めて確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  リーダー補佐は、もともと最初のグループ制ではなかった役職になりまして、後からリーダーの下にリーダー補佐という職ができたんですけれども、そういったことで、なかなかリーダー補佐の役割というのが不明確のままあったのかなというところで、本来ならリーダー補佐がやってもらわないといけない、するべき、ここまでをしないといけないというのが明確になっていなかったというところで、今回しっかりとその辺を明確にしまして、責任が重いというよりかは今までは明確になっていなかったと、本来ならそこまでしていただかないといけないというところを明確に定めたというところでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  先ほどリーダー補佐の方のお話が出たんですけれど、現状リーダー補佐の方は数少ないと思うんですが、この件については、どうなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、リーダー補佐が少ないので、今度係長という職ができるんですけれども、そのために今課長補佐、リーダー級が課長補佐になって係長を兼務するということで考えております。おいおい係長も増えてきて、課長補佐との兼務も解消されていくだろうと見込んでいるところでございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  ということは、かなりの係で課長補佐の方が兼務される、当分の間はということになりますよね。今も見てましたら、5人ほどしかリーダー補佐おられないので、そういうことになるのかなと思うんですけど、それはどの、1年、2年とかそういう見通しはあるんですか、兼務の。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、おっしゃるとおり、1年、2年ではなかなか解消しないかなとは見込んでおります。ただ、もうちょっとしましたら、また年齢的に職員が多い、ある年齢で多い職員数がある階層ですね、年齢層のところが係長になれる年齢層のところが来ますので、そこの年齢層が来れば、また係長も増えてくると見込んでおります。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  組織変更したら、しばらくの間は人件費が少し増えるということも、こういった兼務ということと関連があるということでしょうか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そのとおりでございます。ですので、課長補佐、時間外はのけまして課長補佐が係長を兼務するというところで、兼務の間は少し人件費が高くなるのかなということで見込んでるんですけれども、その後は係長兼務がなくなりまして係長単独で職務を担っていただくと、少し人件費が下がっていくと見込んでおります。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  今、リーダー補佐の役割が明確になるという答弁あったんですね。播磨町事務分掌規則で統括の基本的任務、リーダーの基本的任務、リーダー補佐の基本的任務が定められていますね。この中で役割が明確になるということは、この今の規則よりリーダーなりリーダー補佐の職務が増えるということなんです、明確になるということ、どういう理解したらよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、権限といいますか、役割ですね。役割と今度責任ですね、責任も明確になるということでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  今度、リーダーが課長補佐、リーダー補佐が係長ですね。じゃ、兼務するということは、例えば現のリーダーが係長を兼務するということは、現のリーダーが現在の規則の仕事をするのか、リーダー補佐の仕事をするのか、兼務するということは、どっちの基本的な任務をやったらいいのですか、基本的に。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  兼務といいますのは、与えられた兼務両方の職務を責任持って果たしていただくというところでございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  この課長補佐、リーダーが課長補佐になるわけですよね。そしてそのリーダーがある一定の年齢もしくは、そういう昇級試験に合格するまでは、課長補佐が係長も兼任するということなんですよね。よく考えれば、じゃ課長補佐は課長の補佐もせなあかんし、係長も兼任せなあかんいうたら課長補佐って大変なんじゃないかなという気がするんですけど、そこら辺はどうなんでしょう。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  言いますと、今のグループ制が、もう現在そのような状況になっているんです。今のリーダーは統括の補佐もしなければいけませんし、今新しい機構での係長ですね、そういった職務を今しているというところでございます。ですので、過渡期にあっては、当分の間は、そのまま、そういった業務をしていただかないといけないのかなと思っております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  リーダー補佐的な経験豊かな人を中途採用するとか、そういうことはないんですか。結構この体制が確立するには時間がかかるというお話だったんですけども、そういうことは考えてないんですかね。例えば専門的な資格を必要とする方というのもこの中にはあると思うんですね。そういう方について、年齢制限、採用の制限がありますよね。それを取り払って、そういう方を採用して、係長級にすぐにはそう、採用してすぐにはなれないかどうか分かりませんけど、一定期間をして6か月ぐらい見れば分かるじゃないですか。そういう方法は考えてないんでしょうか。資格のある人って大事やと思うんですね。はい、どうぞ。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、最近の採用では中途採用、経験職ですね。経験のある職員を採用していると。その中に建築職いうことで建築士の免許を持っている職員とか、また今募集しているところなんですけれども、郷土資料館にお勤めいただく学芸員ですね、学芸員の資格を持っている人とか、そういったことで年齢的にすぐに、すぐにといいますか、少し年数が経験を役場で積めば係長になれるというような職員をなるべく採用したいと考えております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  先ほど今の体制も結局統括の役割をリーダーが補佐し、リーダーがリーダー補佐のあれもしてるということは現状そうなんですということを、そのままこの体制になってもしばらくは続くということなんですけど、そのしばらく続くというのが先ほどもあんまり期間は明確にはおっしゃらなかったんですけど、どれぐらいをめどにそれを解消しようとされているのかお尋ねします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、係長資格試験が播磨町でもあるんですけれども、それを受験できるような年齢になる職員の層ですね、こちらの層がもうじき結構大量退職に伴いまして、大量に採用した時期がありまして、その職員がそろそろその年代になってくるというところでございますので、そこでかなり解消されるのかなと思っております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑ありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  議案第61号播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例で、今回3つの項目について権限移譲したんですけども、法律上は資料館のような施設の管理についても権限移譲できると思うんですけども、今回それはしていないというのに何か理由があるのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  これ逆に法律で文化財の保護に関することを除くと決まっておりますので、資料館自身そういった役割を持っておりますので、今回それを除いているものでございます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律、第23条第1項の規定に基づき、その法の中にはこういったものを除くということになっておりますので、資料館はこれに値しますので、今回移管するのは除いております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  私の記憶違いだったのかもしれないです。私、資料を持ってくるの忘れまして、今おっしゃったその移管できる事項について読み上げていただけますでしょうか。移管できる項目が記載されてますよね。その項目について読み上げていただけますでしょうか。その資料館、文化財も含んで。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条、職務権限の特例を読み上げさせていただきます。  前2条の規定にかかわらず、地方公共団体は、前条各号に掲げるもののほか、条例の定めるところにより、当該地方公共団体の長が、次の各号に掲げる教育に関する事務のいずれか又は全てを管理し、及び執行することとすることができる。第1号、図書館、博物館、公民館その他の社会教育に関する教育機関のうち当該条例で定めるもの。(以下「特定社会教育機関」という。)の設置、管理及び廃止に関すること(第21条第7号から第9号まで及び第12号に掲げる事務のうち、特定社会教育機関のみに係るものを含む。)。第2号、スポーツに関すること(学校における体育に関することを除く。)。第3号、文化に関すること(次号に掲げるものを除く。)。第4号、文化財の保護に関すること。となっております。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  ですから、私は資料館についても条例上はそういった形で指定できると思うんですけども、今回それは町の判断でされてないというのはなぜなのかという確認をさせてもらってます。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  移管することはできるんですが、文化財を教育委員会に置いておりますので、それに伴って資料館には教育委員会に置くことにしております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  また別の項目なんですけども、先立っていただきました総務建設常任委員協議会の資料5ページで、各課・係の業務書いてあるんですけども、この中で高齢者福祉がどこにも記載がないんですけども、これはどこが所管するという認識でいいのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  保険課というところがあるんですけれども、保険課の地域包括ケア係で高齢者福祉を担当していただくことになります。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。
    ○9番(神吉史久君)  高齢者福祉というて、一くくりにいうても結構いろいろなことがあるとは思うんですけども、それについては全て地域包括ケア係で担当されるという認識でいいんでしょうか。改めて確認いたします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そのように今のところは予定しております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  今まで現ですよ。現グループに統括を置く、それでリーダーを置く、そしてリーダー補佐を置くことができると、こういうありますね、決めがありますね。じゃ、今度は課長補佐が兼務するんでしょう。兼務する。じゃ、そのときに課長補佐が兼務するところについては、人数で係長を兼務さすのか、どういう状況になったら兼務をやっていくのかというような決めはあるんですか。そこら辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  今度の規則になりましては、当然係に係長を置く、課長補佐については置くことができる、係長については置くというようなことで定める予定にしております。ですから、係長を張りつく中で係長に不足が出てきた場合には、課長補佐が兼務するというような形になります。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  ですから、今度課長補佐を置くことができるんでしょう、決めはね。改正は、規則で。じゃ、課長補佐を置くことはできるというのは、人数で決めるのか、ここには置きますよ、どういう理由で課長補佐を置く、置かない等は決めんのかということを聞いとんですよ。 ○議長(河野照代君)  答弁、本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  お答えさせていただきます。  業務の質もしくは量ですね。そちらを勘案しまして置くか置かないかは判断していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  業務の質と量ですね。それは誰が決定するのかなという思いがあるんですが、例えば議会事務局あるでしょう。今、3人おるんでしょう。そこでは今まではリーダーを置くということになっとんですね。今度は局長補佐を置くことができるようになるんですね。  そのことについて、置く、置かないは、業務の質と量を勘案してやるんでしょう。例えば今言ったように、議会事務局については、どういう展開いうのか、局長補佐を置くのか置かないのか、そこだけお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、他の部とか課とかと比べまして、その辺業務的に質とか量を比べて置くべきかどうかは、比べながらこれから決めていくことになるかと思います。また、職員のどういうんでしょう、年齢層ですかね、年齢層といいますか、入ったばっかりの職員と係長だけでしたらなかなか不安なところもありますでしょうし、その点逆に局長がしっかりしているとかいうところがありましたら、その辺また勘案しないといけないでしょうし、なかなかその辺は難しいところがあるのかなと、必ず置くとか置かないとかいうのは、今のところはちょっと考えて、まだ置くとは決まってないというところでございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  関連なんですけど、こんなこと今さら聞くのもなんなんですけども、6つの部、教育委員会、議会事務局があるんですかね。そんな中で、教育長、議会事務局長、資料館長は、役職としては今度新しくはどうなるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  資料館長は今リーダー職でございます。ですので、今のところは資料館長は課長補佐級と考えております。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  教育委員会の教育長は特別職ですので、ここには入らないんですけども、教育委員会の部長を置くようにまず考えております。  それから議会事務局については、現在と同様に局長は今は統括と同等ですので、課長級となります。  資料館につきましては、先ほど本江統括が言いましたが、今のままの役職でそのままおられるとすると課長補佐級になりますが、位置づけとしては係長でも大丈夫といいますか、係長級となっております。 ○議長(河野照代君)  よろしいですか。 ○2番(松岡光子君)  はい。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  議案第62号の播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例で、第1条で定数を規定しているんですけども、教育委員会が65人から50人に変わるということで、これはかなり町長部局に事務の異動があるということで理解できるんですけども、上下水道部の22人が15人に変わるというところが、それほど上下水道部から町長部局へその事務の移管がないのかなと思う中で、なぜこういう変更があるのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  まず、今の条例改正前の状況を申し上げます。今、上下水道部、上限22名になっておるんですけども、実質のところ13人です。教育委員会は65名としておるんですけども、実際のところ55名です。ですから今回この辺りの数字を整理いたしまして、今回条例の中ではこれを改正しております。上下水道部は7名減ということで実際今の時点で9名ほど多い限度人数、定数を持っておりますので、その分を減らしたということでございます。教育委員会部局につきましては、実際今10名ほど多いですので、これ減したのがマイナス15名でありますが、実際のところ5名というような形で減をしたものでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  そういった減があるというのは、今ある意味現状に合わせたということは理解できたんですけども、それで、そしたらその町長部局、その減、今の条例から減らした分そのまま増やす必要性というのは、どういうふうにあったのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  定数をこの分減らすかということもいろいろあったんですけども、いずれこの人数は町長部局で包括する必要があるのかなということで、そちらのほうへ回したという次第でございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今の説明分かりにくい、これからこれだけの人数が町長部局として必要になるということを見込んでおられるということなのか、今、実情職員がいなかった分が減っただけですよね、基本的には教育委員会と上下水道部局に関していうと。そしたら、その分をそのまま町長部局に入れたというのは町長部局でこれだけの人員が今後必要になるということを見込んでおられるのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  ここまでの人数を採用できればいいんですけども、今後増える可能性もありますので、こういった全体の定数、そちらのほうは今回は触っておりません。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  まず、建築士は町長部局のほうに教育委員会から3人いるんですけれども、正職で。そちらのほうは町長部局に移ると。  あと生涯学習グループの職員も町長部局に移ると。  それからその後、今後の見込みとしまして例えば認定こども園が入るようになれば、恐らく町長部局で持つのかなということで、そちらに関係する職員も町長部局に移るといったことが考えられますので、今のところは町長部局に集めてきたというところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  同じく播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例で、いろいろグループを課に改めたりとかしてるんですけども、この条例の書きっぷり、何々課と決めているものもあれば、事務を所管する課であったりとか、そういった規定の仕方が混在しているんですけども、この辺りどういう考え、違いがあるのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  基本的には今の条例を置き換えたという形です。ですから、これを意識して具体的な名称を入れているところと入れてないような表現になってしまっておるんですけど、グループを課に、今の条例がグループであればそれを課にということで、そういう形で移しているというところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  もう1点、今までの理事制というのは、ある意味理事は、理事いうのは、みんな集まって政策形成集団であるような役割を担うというようなことを今まで聞いてきたんですけれども、今回部長級に変わられることで、それがどういったふうに変更されるのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  本江研一総務統括。 ○総務統括(本江研一君)  そうですね、部長がそういったところを政策のところを引き続き担っていただくと、政策提案のところを担っていただくというところで、同じように庁議の場で政策を決定していただくと。それによって部の政策、実施すべき政策が決まると。そこから、それぞれ課長以下、下りてくると、それを実現するためにはどうすればいいのかというような形になろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  そこで最初のほうで質問させてもらった、その縦割りの弊害、縦割りというところで、この今の事務分掌を見ましても、それぞれ役割がまたがるようなときにどうするかということがどこにも記載がないんですよね。こういったものを一番ベストなんは、そら部長でしょうけど、そういった部長であったり課長であったりというところで、そういった役割をしっかりと記載することで、そういったここの機能が果たせるのかなと思うんですけども、その辺りどのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)  またがるときといいますのは、庁議の中でそういったものを決めていくということが今調整するというような場でございます。その中で下ろすラインというんですか、そういうものもそこで整理し、またがるものについては、そこで整理した中で下の事務に移るということで、その中では庁議という会議というのは、そういう意味を持っているものでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今もそういった形でやられているというのは理解しているんですけども、ただそういったことの中で今、縦割りの弊害というものが起こっているんであれば、よりそこの責任ということを明確化したほうが、その弊害を解消するようにできるんじゃないかなと思ってお伺いしているんですけれども。それとも今までのまま、今までと同じままなんであれば、そこはそのままやということで理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  そもそも理事制を取られたのは、事業について共通理解していくということで、最初は一つの部屋で共に日々の事業の中で、またその報告とかいろんなものを同じ場所で見聞きすることによりまして、共通理解を深めてきたということ、それが庁議の場で共通の認識を持った、また共通理解している事項につきましては、例えば一般質問の答弁書を作るに当たりましても、一つの該当するところの理事だけではなく、今はですよ、理事だけではなくて、他の理事からもいろんなご意見等も頂戴するというところで、フラットな関係の中で意見交換ができたと現在思っております。  御承知のように、例えば突然降って湧いたようなコロナ禍ですね、こういったものにつきましても、当初は、感染予防対策で進めてきたものが、突然ある日ワクチンを国民に打つということで、かなり大がかりにその対応をしないといけない、また給付金の話とか、次から次へと、国からいろんなものが提示されてまいります。それにつきましても、庁議の中でこの件については、どこどこが受け持つというような形で、またもしくは一緒に連携してやっていくというようなことも、そういった会議の中でお互いがお互いの事業を理解しているからうまくその連携が図れてきたと思っておりますので、部長制になりましても、そういった縦割りとかいうことではなくて、お互いに連携を図っていける形になると期待しております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  議事の都合により討論、採決は個々の議案ごとに行います。  これから、議案第60号「播磨町事務分掌条例制定の件」に対する討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第60号「播磨町事務分掌条例制定の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第60号「播磨町事務分掌条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第60号「播磨町事務分掌条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。  これから、議案第61号「播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」に対する討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第61号「播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第61号「播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第61号「播磨町地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。  これから、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」に対する討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
     しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時55分               …………………………………                 再開 午後4時14分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 …………………………………………………… ◎日程第5 議案第74号 播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第5、議案第74号「播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  長谷川善一理事。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第74号、「播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  現在、こども医療費の助成対象期間については、15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあるものとして子育て世帯の経済的負担の軽減を図っていますが、令和4年7月1日よりこれを18歳まで延長することによって経済的な理由で病院に行くことをためらうことのないよう対象者を拡充するため改正するものでございます。  それでは、参考資料1ページ、新旧対照表をお願いいたします。  第2条第2号において児童の定義中15歳を18歳に改めるものでございます。第3条において、支給対象者として従来は子供の保護者として規定していましたが、保護者の看護を受けずに自ら生計を維持している方についても対象に加えるよう規定を整備するものでございます。  次の2ページ、第4条、第6条、第8条については、第3条において対象者の規定を整備したことに伴い、文言を修正するものでございます。  次に、議案書2ページをお願いいたします。  附則でありますが、この条例は、令和4年7月1日から施行することとし、同日前に受けた医療に係る医療費の助成については、なお従前の例によるものとします。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  提案理由の説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑、岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  ただいま提案されました議案第74号の播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件なんですけれども、播磨町はこの辺り2市2町、それから明石市も含めまして一番初めにこども医療費、県が行っております、その分に上乗せいたしまして2015年でしたでしょうかね、約7年ほど前だったと思うんですけども、完全無料化にされて15歳まで医療費の無料化をされました。それが今まで何回か質問の中で議員からの質疑というか提案というか、18歳までの医療費が無料にならないかということも提案されてましたが、その都度現在はまだですというお答えがあったんですけど、このたび18歳までの医療費を無料化にするということで提案されております。  それに対してお聞きしたいんですけれども、2021年、今年令和3年度のこども医療費の助成事業というのは、合計して約1億5,000万円ぐらい、1億4,900万円ぐらいで、補正が2,000万円ぐらい出てましたね、約。合計すると1億7,000万円ぐらいになったんですけれども、それの増額にしっかりと高校3年までが対象ですよね、18歳までの医療費ということで。試算というのは、これまでにも少しお聞きしたことはあったと思うんですけれども、今回の試算、約何人で幾らの増額になると試算されているのか、まずお伺いしたいと思いますが。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  これに伴う試算ですけども、対象拡大に伴って年間約2,500万円増えると試算しております。来年7月からですので、令和4年度につきましては、約1,900万円増えるものと見込んでおりまして、新たな対象者は約1,000人と見込んでおります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  これまでも県は、所得制限があったり、それから年齢制限ということをしてましたが、それを撤廃する形で播磨町が先ほども言いましたように、近隣では一番初めに所得制限も撤廃しております。すごく子育て世帯には助かるという声はよくお聞きはしているんですけれども、今回はどうなんでしょうか。これも全て18歳までで年齢要件は18歳までに拡充なんですけれども、所得制限は撤廃されるものなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  所得制限も撤廃させてもらいます。18歳までということで全て町単独事業となってきます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)  新聞・ニュースによりますと、11月23日付の新聞で加古川市が方針として来年の7月から通院・入院ともに所得制限なしで無料化する方針を明らかにされました。ここも11月30日開会の市議会定例会でシステム改修費約500万円を盛り込まれて、また来年の3月定例会には当初予算案ということで出されるということなんですけれども、これ加古川市だったら、4月に対象者に申請書を送付して、それから7月ということで予定が組まれております。播磨町もあれから1か月もたたない3週間ですかね、加古川市が表明されて。それで決定いうんか、今回私たち本当に初めてお聞きしたんですけれども、これはいつぐらいからの検討で、今回このような医療費の無料化、18歳までの拡充に至ったのかお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  加古川市の情報を見まして、その後積算後11月30日ぐらいに播磨町でもするということを決定させてもらいました。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  この件に関しましては、加古川市、稲美町、播磨町共に加古川医師会でございます。そうした中で加古川市がいち早くこういう方針を出されましたので、すぐにそれを受けて播磨町でも急遽検討いたしました。  この件について1市2町の間では首長同士、話をしておりまして、共に歩調を合わせようということで了解させていただいております。医師会の中で、それぞれ市町によりまして待遇といいますか、違いましたら、いろいろ支障も出てくると思いますので、せめて医師会の中では公平な対応をしていただけるような形でと、できればと思っております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  この条例制定に至って、私どもはこの18歳までの引き上げ、ずっと求めておりましたので、生徒も私個人も半年前、今年の6月の一般質問でこれを実現というよりも、まずすぐに実現は難しいだろうということで検討をお願いいたしました。そのときは、もう全く考えていないというゼロ回答だったんで、これを本当に180度転換、方針転換という、そのときの答弁からなんですが、大きな決断だと思うんですが、その理由が加古川市に追随するという理由なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  歩調を合わせてということでございますけれども、追随ということではございません。隣接している近隣市町が、そういう方向で一定行かれるということですので、播磨町におきましても改めて考えましたときに以前は高校3年生とか何かそういうふうな論議があったように思いますけれども、今回播磨町も実施しようとしておりますのは、働いている、だから親にということではなくて、それぞれ自活といいますか、働いて社会保険とかそういうものをご自分で払っていらっしゃる方々、そういう方々に対しても、中学校を卒業して18歳以下の人たち、そういう方々も対象にしたいと思っておりますので、学生、働いている方、そういうところでの区別というものもなくて、同じ年齢につきましては、公平に全員こういう対象にしたいということで今回の実施させていただきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  その内容は、私が6月に提案した質問も18歳までということなので、高校生とは質問内容にちゃんと文字でなっていると思いますので、もうその要望どおりの内容ということですので、この決定は非常に私ども本当喜んでいるんですが、同時に私、ここの中で一番びっくりしたのも私本人なんですね。半年前の答弁からこれは当然無理だろう、でも粘り強く要求していこうかなという感じで、それが突然このような形になって、結果は大歓迎なんでそれでいいんですが、追随ではなくて加古川市と稲美町とのバランスとかいうか、そういうことならば、そういう議論というのは、加古川市が発表する以前からあったと思うんですけども、その辺はなかったんでしょうか、そういうのを加古川市の発表する以前から恐らくあると思うんですが。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  これまでも幾つかそういった御質問いただいているということは承知しております。ただ、半年前、1年前、そういったときにされて果たしてできる状況なのか、また周辺の状況はどうなのかとか、先ほども医師会の件申し上げましたけれども、いろんな要件がございます。ですから半年前にできなかったことが半年後にできるということも往々にしてあると思っておりますので、まさに機は熟したということで、今回1市2町歩調を合わせていただくということで同じ医師会の下に実施させていただくことにいたしました。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  決定されたことは大変私も喜んでおります。ただ、私が申したいのは、6月の一般質問でも実現してくださいではなくて、特に再質問では今後将来的に検討課題の一つに加えることもできませんかという会議録を読みましたら、そう質問していました。それに対しても、将来的にも検討できない、今伺ってましたら、そういう気持ちはやはりおありだったと思うんですね。できれば予算措置の関係もあって、そういうことが許せば、機が熟せばいうことでしたので。それならば、せめて検討課題の一つにしますという答弁をいただけたらなという、希望があったなとは思っております。  ですから、この答弁についてやっぱり一般質問の答弁というのは、やっぱり答弁も重いと私は思ってます。私1人の要望じゃなくて、やっぱり住民の子育て中のお母さん方の願いも聞いた上での一般質問しておりますので、ですから、その答弁についての重みもやっぱりちょっと考えていただけたらなと思います。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  それでは、御要望があったものについては、全て検討します、検討しますという答弁しかできないということになります。そういうことではなくて、それぞれ、先ほども機が熟したと申し上げましたけれども、決してどういうんですか、そのときにいろんな条件がそろってたわけではございません。やはり時代の流れ、また周辺の変化、いろんなものを鑑みる中で、そういうときが来るというのが、これまでもいろんな事業において、そういったどういうんですか、決定というのは往々にしてあるものだとぜひ御理解いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  町長ね、そういった一般質問に対して何でも検討すると言わないけないのかというお話がありましたけど、今まででも検討するというようにファジーにされていることは多かったんですよ。だから言って、すぐになったというのは、あんまりないんですね。だから、ほんまにこのことは非常に喜んでいるんですけど、そして社会情勢云々という話もありましたけど、その一般質問、私も前にしたときも社会の情勢的にはいろんな市町村が18歳高校生卒業までというような取組もなさって、現実に実施されているところもあったいうことも実情の中で、質問の中でお話もしてますので、そういうことをほんまにできへんこというのはあると私らも承知してますけども、でも何が言いたいかちょっと言いますと、先ほども言いましたように、私たちは住民のそういう要望をしっかり受け止めて、そして質問しているということで、私たち自身もその責任を果たさなあかんということで思っておりますので、こういう言い方はおかしいんですけど、ちょっと期待を持たせるようなリップサービスもお願いしたいかなというふうには思っております。この言い方は、ちょっと大変失礼で失言せなあかんかも分かれへんのですけども、気持ちとしてはそういう気持ちでございます。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  いろんなお声を議員だけからではなくてお聞きしているのが日常的な私たちの仕事の中でございます。ただ、そういったときにその時点でできるかどうか分からないというようなことを軽々しくリップサービスをするつもりはございません。ある程度のいろんなめどが立って、予算的なものを含めまして、きちっと先行き、見通し、または周辺の状況、いろんなものを鑑みる中で、今がそういったことを決定する時期やということになりましたら、それはそういうふうに方針を発表させていただきたいと思っております。  今後も、先が読めないものについては、なかなかそういった甘くリップサービスをというようなことは無責任になりますので、できかねると思っております。  それと御質問された時期がコロナ禍にあって、町におきましてもワクチン接種とか、また感染対策とか、いろいろ本当に担当も大変忙しい思いをする中で、優先すべき課題というものもございましたので、そういった時点で今と同じような判断または決定ができるかといいますと、なかなかそれは難しいものと思っております。ですから、そういっておっしゃっていたことも今、いろんなことをいろいろと調整する中で決定に至ったということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  今、町長のおっしゃったことは当然で、私がリップサービスいうのは、そういうことは抜きにして、ただ、私たち以外にも18歳まで高校卒業までの子供の医療費を無料にしてほしいということは私たち以外にも他の議員からも出てたわけですよ。そういうことへの配慮というんか提案の仕方といいますかね、皆さんからの御要望もあった18歳未満の子供の医療費につきましては、このたび条件も整い、近隣市町とも調整がつきましたので提案しますとか、そういう言い方は、もう私大歓迎なんですけど、ちょっとそこら辺が議員も住民のために頑張っておりますので、そういう配慮はちょっとしていただきたかったかなと思う次第でありまして、もう答弁は要りません。思いだけ言わせていただきます。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  これまでもそうですけれども、いつもいただいております議員の御意見は、これは多くの住民の方々の御意見を代弁していらっしゃるということで尊重はさせていただいております。ただ数多くの議員からの一般質問等で要望いただきますけれども、全てがそのとき、先ほどから申し上げておりますように、条件が整っているわけではございませんので、町の施策といたしましたら、その時期が来たときに決定し、また発表させていただくということは必要かなと感じております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  一般質問はもちろん、いろんな議員なり住民の方の声がしっかり届いていい方向に進むということは、すごくいいことだなと思っております。先ほど対象者、試算の話が試算の金額なり対象者も出たんですけども、15歳から18歳以上の方、またその中で働いていらっしゃる方とか、そういう人数って分かった上での試算されているのかなと思うんですけども、その人数は分かりますでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  対象者は約1,000人ほどで試算しております。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  分かりました。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  学生の方と働いている方の割合ということですかね。その辺はちょっと試算はしておりません。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  15歳から18歳までの方が1,000人ということなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  16歳から18歳までの方が約1,000人で試算しております。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  試算は分かります。実際の人数は1,000人でいいんですか。約という、本当に何人というのは分かるはずなんですけど。 ○議長(河野照代君)  西田恭一保険年金統括。 ○保険年金統括(西田恭一君)  令和3年12月1日現在の人口の集計によりますと、例えば15歳、16歳、17歳、今15、16、17歳の方、3歳分の人数でいいますと、951人程度、大体毎年大体300数十名ずつ人口で分類するとおりますので、大体1,000人ぐらいということで試算しております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  このたび対象者にこれ保護者というんじゃなくて、18歳、ご本人にという判断されたんですけど、そしてその中のこの(2)のウに自ら生計を維持する者であること。も含まれていうことなんですけど、配布の、言うたら口座とか申請して口座番号言うんやと思うんですけども、この18歳未満までの方で自ら生計を維持して働いているということですね、そういう人の人数は把握できるんですかね、されているんですかね。(「できひんやろ」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  把握していないんですけども、教育委員会に先日確認しましたら、毎年中学校卒業して進学されていない方は数名程度いらっしゃる、2、3名程度毎年いらっしゃるとは聞いております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  1点だけ確認させてください。こども医療費助成の拡充については、私も5年前に一般質問させてもうたんですけど、そのときの町長の答弁もらいました。先ほど答弁の中にありましたが、高校に行く、働く人もあるので、同じ年齢であるのにいろいろ環境が変わってくるので、そこらいろんな面を確認しないと一概にできますよ、できませんとか言いにくいというような答弁もらいました。  今回、新旧対照表に自ら生計を維持する者であることと書いとんで、これによってこの不平等感いうんはなくす、なくなっていると思うんですけど、これは本町独自の施策なのか、1点だけお聞きします。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  このたび上げられました加古川市もそのようにされていると思います。 ○議長(河野照代君)  松下嘉城議員。 ○8番(松下嘉城君)  ほんなら1市2町全てこの18歳以下で働いている人もそれなら医療費は無料という理解でよろしいんですね、稲美町も。ほんなら稲美町も含めて教えてください。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時41分               …………………………………                 再開 午後4時42分
    ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  医師会が一緒なのは加古川市、稲美町、播磨町の1市2町ですけども、1市2町とも18歳まで完全無料化になっております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  先ほどから1市2町歩調を合わせてということを繰り返しお伺いしているんですけども、歩調を合わせるというのにもいろんなものがあるのかなと思います。例えばそれぞれがこういった制度を始めようとしてるときにタイミングを合わせよう、またその内容を合わせようとか、今回言われている歩調を合わせるというのは、どういう歩調を合わせようとされたのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  来年7月から18歳までの方たちの医療費の助成を無料にするというところの歩調を合わせたところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  これまでもいろいろそういった歩調を合わせて実施されるということはあったと思うんですけど、それは大概ですけども、新聞発表であったりとか議会への上程のタイミングであったりとか、そういった部分まで含めて協調しながらやってこられていたかなと思うんですけども、今回は結構ばらばらに、その辺がばらばらになっているんですけども、その辺りはどのように理解したらいいのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今回、加古川市が無料化を発表されて、こちらも内部で協議しながら稲美町とも連絡を取り合っております。播磨町としましたら、明石市がもう既にされておりますし、隣の加古川市もされる、稲美町も前向きに考えられているいうことなので、1市2町同じ医師会いうこともありますので、同時にすべきだと判断して、町長と協議してそういうふうな判断に至っております。 ○議長(河野照代君)  本日の会議時間は議事の都合によってあらかじめ延長します。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  それを聞くと、いわゆる歩調を合わせるというのとは違うように感じるんですけど、加古川市の新聞報道があって、庁内で協議して稲美町とも話合いをしてというんであれば、最初からその1市2町で歩調を合わせるために協議してきたんじゃなくって、加古川市が行われることについて播磨町でもこれを一緒のタイミングでやろうというふうにしているという理解になるんですが、そういう理解でいいのか改めて確認します。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  播磨町、子育て支援は大きなテーマとして取り組んでおります。そういった中で近隣市町から遅れていくこと自身も、住民の皆さんのサービス維持、また今のコロナの時代にありまして、子育て支援は取り組む必要があるいうことで、稲美町も前向きに考えておられますので、播磨町も同じ医師会なので、サービスレベル当然維持せないけないし、加古川市と同じ歩調を合わすタイミングで引上げすべきという結論になっております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  言葉の重みというところで、機は熟したと言って明智光秀みたいなかっこええこと言ってるんですけど、機は熟したというのは計画して、しっかりと、やっていただく、とうとうこんなときが来たか、じゃやりましょうかというのが機は熟したという言葉使っていただいたらなと思うんですが、町長、一般質問では終わりの5分とか2分ぐらいに出てきて感情を揺さぶるようなことを言って、横やりを話をして、何かよく分からないことで終わらそうというのが手口なんですけど、7日の本会議の話で私が重い軽いというふうに言ったという答弁があるんですけど、インターネット中継ももう出てますし、録音されたテープも私聞いたんですが、奥田議員が説明を委員会でもすべきだろうというところの話の中で、町長が言われたんが、常任委員会よりも本会議を尊重すべきだと思います、議員が一般質問への権利があるということは、そこでいろいろと問題を思うこと、課題であること、思われていることを質問できるという場があるわけですということで、私がその次に言った言葉が、常任委員会と本会議というのは重い軽いというところはないでしょうと言われると、町長さん言われたんが。 ○議長(河野照代君)  香田議員、この今播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例ということなんです。 ○5番(香田永明君)  それは野北議員の一般質問の答弁というところで、つなげさせていただきます。  答弁の重みというところですね。その重い軽いとおっしゃったのは香田議員でございますというところで、僕、重い軽いというのは言ってないんですけれども、そこは訂正されないですか。 ○議長(河野照代君)  今回の条例についてのご質問をされているんですか。 ○5番(香田永明君)  はい。 ○議長(河野照代君)  されているんです。内容なんですね。            (「されてないとちゃうんかな。」と呼ぶ者あり) ○5番(香田永明君)  先ほど言ったように、答弁がちぐはぐなんですよ。先ほどからずっとそれは言われているじゃないですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)  答弁がちぐはぐだとは思っておりません。こちらは、真摯に御質問に対してお答えしております。  それから今、香田議員がおっしゃっている件につきましては、今の議案とは全く関係ない話だと思いますので、議題外と思いますので、それについて今お答えすることはいたしません。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)  議題外とは思わないですけどね。一般質問の答弁というところから言ってること違うでしょうという話でつなげているんで、全然議題外ではないですし、最初機は熟したという話をされているから無計画にやっているのに別に機は熟してないなというところで話を続けさせてもらっているんですが、その重い。 ○議長(河野照代君)  香田議員、もうこの間の本会議を重い、それから委員会が軽いというのは、香田議員がおっしゃった言葉やということが僕が言ったわけじゃないということは言いたいと思うんですけれども、この今の議題には絡みづらいと思いますので、また別の機会でもおっしゃってくださって、これで十分だと思いますので。 ○5番(香田永明君)  分かりました。 ○議長(河野照代君)  よろしいですか。はい、では他に。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  第3条のところで、1号対象者に関していうと、イで医療保険各法の規定による被保険者等又はその被扶養者であること。ということで、医療保険に係っていることということが係っているんですけども、2号対象者には、そういった規定はないんですけども、2号対象者については無保険であってもこれは支給対象になるという理解でいいのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時51分               …………………………………                 再開 午後4時53分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  これには載ってないですけども、第2条第6号で医療費というものについて定義しております。医療費というのは健康保険法による費用の健康保険法の基づくその診療報酬とかの算定の、算定した額に入っている方たちということになってきますので、この2号についての医療費についても実際の健康保険法の分に入っている方たちということになろうと思います。第2条第6号にここで第3条で書いています医療費を定義しておりますので。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  今、説明されたのは医療費の定義ですよね。それで今ここに、今回改正しようとしているのが対象者ですよね。対象者について1号では保険に係っていることを求めているわけでしょう。2号は保険に係っていること求めてないじゃないですか。そうであれば、例えば町が負担するのは本来保険料が保険で賄えない部分だけなのかもしれないですけども、これは明らかに対象者が違うと私には読めるんですけども、そこをしっかり分かるように説明いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  第3条の対象者にこの条例により医療費の助成を受けることができる者は、次のいずれかに該当する者をいうというところで理解できると思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  もう少し詳しく言えません。                 (発言する者あり) ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  対象者の中の第3条とありますけども、その中でこの条例により医療費の助成を受けることができる者、この医療費というのは第2条第6号の中に保険に入っている方たちいうことをうたっていますので、分かると思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  副町長、何かあります。いいですか。  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  今回の場合は改正文しか載っておりません。別の場所で医療費の助成を受けられる人と内容をうたっておりますので、そこについては問題ないものであります。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  対象者について示しているのは第3条ですよね。第3条には今回のこの改正の分と、あと第2項で前項の規定にかかわらず生活保護法の規定により現の医療費控除受けている者については助成の対象としない、要は生活保護のことですよね、ここで書いてあるのも。それで今おっしゃっているのがちょっと私には理解しにくいんですけども。  それとあと合わせて伺いたいのは、1号のほうであればいいというような形でその保険に入っているという規定が必要なのに、2号のほうでは、その規定が必要がないというところも合わせて説明いただけたら分かりやすいのかなと思いますけども。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  対象者、第3条ありますよね。第3条の中の1号にも2号にも関係してくるのが一番最初の、この条例により医療費の助成を受けることができる者は、次のいずれかに該当する者とする、だからこの1号も2号もその条例により医療費の助成を受けることができる者、第2条第6号の医療費の定義に係ってくると思うんですけども。                 (発言する者あり) ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。                 (発言する者あり) ○9番(神吉史久君)  今の聞きましたけども、1号のほうであったらいいという形で保険に係っていることを規定しているのに、2号では保険に係っていることを規定していない、この理由を教えていただけたら私も分かりやすいかなと思うんで、お願いいたします。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時57分               …………………………………                 再開 午後5時09分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  まず、その第3条に書いてます医療費といいますのは、第2条第6号に書いている医療費いうことで健康保険、何がしかの健康保険に入っている方たち、そしてこの助成を受けることができる者ということで、1号についてはその保護者の方たちがそういうその医療保険各法、医療保険に入っているその被扶養者、保険者に助成することができるということでイのほうに書かせてもらってますけども、2号については最初の医療費の助成を受けることができる者ということですので、本人自身18歳、16歳から18歳までの本人自身が最初の第6号で規定している保険法に規定する保険に入っている者という解釈になりますので、記載はしていないところでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第74号「播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第74号「播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第74号「播磨町こども医療費助成条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第6 議案第75号 令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号) …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第6、議案第75号「令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)」を議題とします。  本案についての提案理由の説明を求めます。  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ただいま議題となりました、議案第75号、「令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)」につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  それでは、事項別明細書より歳出から御説明申し上げます。6ページ、7ページをお願いします。  2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費、事業番号0000268戸籍住基等事務事業の17節備品購入費の増については、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、住民グループの証明発行窓口における手数料の徴収にセルフレジを導入するものでございます。
     次に、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、事業番号0000382農業振興事業の18節負担金補助及び交付金673土地改良施設等整備補助金は喜瀬川に設置しております、かんがい用水取水施設の付近に特定外来植物ナガエツルノゲイトウが定着しており、水路やため池に被害が拡大するおそれが高い状況となっております。そのため水利組合が取水施設を改良し被害の拡大を防止する工事を実施するもので、この工事に対し3分の1を補助するものでございます。  次に、歳入について御説明申し上げます。4ページ、5ページをお願いします。  19款繰入金、1項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金は、今回の補正に伴う財源調整であります。  次に、議案書4ページをお願いします。  第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ256万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ129億5,919万7,000円にしようとするものであります。  次に、第2表、債務負担行為補正の追加ですが、電子自治体推進事業(こども医療費対象拡大に伴うシステム改修委託)については、こども医療費助成制度の対象年齢の拡大に伴うシステム改修を本年度から取りかかる必要があり、債務負担行為を設定するものでございます。  以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(河野照代君)  提案理由の説明は終わりました。  これから、質疑を行います。  質疑はありませんか。  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  ナガエツルノゲイトウが発生したということでされるんですけれども、これあとここだけだったんですか、町内は。関係あるところは見てもらっているんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  喜瀬川から取水しているところが狐狸ヶ池とソウブチ池でありますので、そこからに関係してくるところはこの2か所だけでありますので、そこのところを工事するものでございます。 ○議長(河野照代君)  木村晴恵議員。 ○7番(木村晴恵君)  じゃ、ちゃんと見て、なかったという理解でよかったんですか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)  現在、喜瀬川に生息といいますか、生えているのが確認されておりまして、県もいろいろ対策を取っていただいているんですけども、ただ非常にいろんなところにすぐ切ったら破片がいったら、それだけではびこってしまうような非常に厄介な植物ですので、喜瀬川のとこから入ってしまわないように、今回取水口のところを工事しようということで水利組合がされますので、それに対して助成しようということで計上させていただいております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  今、喜瀬川から取水していると、こういう説明あったんですが、喜瀬川については基本的に県の管理ですね。県の管理のところに播磨町のお金がそこに入るというのは、県と町とのどういうところで分別いうんですか、判断しているのかなとお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  答弁、高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)  喜瀬川は平成6年度ぐらいから改修工事をずっと上流まで上がっております。そのとき、ソウブチ池、狐狸ヶ池もそうなんですけど、上流工区加古川市の際まで改修工事やる中で、池のもともと取水口、水道でも何でもそうなんですけど、取水口というのは、池のための引き込むものをいうことで、池を管理しているところになります。今回、県もいろいろと手は焼いていただいたんですけど、そこの改修工事は、県で費用が出ないということになります。  スタンスとしては、そこの改修工事は基本的には水利組合でやっていただくようになっています。その中で今回3分の1ということです。当然、河川法の中でどこまで触れるかという問題はあるんですけど、取水口の入り口のところ、ピットがあるんですけど、その辺りの改修工事いうことで県と協議されて、水利組合が今回工事費で上げられるということで、その分の補助ということでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)  分からんことないんですけど、私言っているのは、県の管理でしょうと。県が本来する事業と違うんですかと言っとんですよ。播磨町がする理由について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)  これは県に確認しましたところ、この取水口は、もともと昔から池の飲み口として取水としてあったと。改修工事に伴って県が投資しているんですが、その部分の工事関係、取水口は全て水利組合に、もう全て寄贈されているということになっています。ですので県もあの手この手でいろいろ探していただいたんですけども、出しようがないということになります。それで金額的にも何百万もかかる工事ではなくて、網の部分ができるということなので、基本としては取水口なので水利用しているところ、水道でしたら水道が河川なんか取っているから水道になってくるのと同じように、県の管轄ではなく地元の管轄であるという位置づけから県の費用は出ないということでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)  喜瀬川は県の管轄ということで、それがうちに入らないようにするので、この費用は水利組合ということで分かったんですけど、そもそも喜瀬川にこのナガエツルノゲイトウが繁茂しているというか、でしょう。それに対して県はその繁茂を防ぐための何かはしてくださるんですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)  これは喜瀬川の草刈りにも関連してくるんですけども、本来河川管理の中で町と県でやっている事業費の中で2分の1補助していただいてやっております。そもそも、これ出したのは、1989年に尼崎市で全国的に一番最初出ております。それが全国にまたがってきて、この東播地域では2018年稲美町で発生したということでございます。それで今から2年前、喜瀬川で草刈りするときに、秋のときに加古川市の行政界の中でナガエツルノゲイトウが出ているということで県から指摘を受けます。これ県も実を言うたら環境をやっている研究所が国とかそういうNPOの団体がそれを見つけまして、そこは刈ってはいけませんということで、ちょうどであい公園の野添北公園の横を刈らないような形をしております。ただ、やはり上流から流れてきて、今、大中のほうまで繁茂してきています。先ほど副町長、長谷川理事からも説明あったように、これ草刈りしては駄目なんですね。一個ずつ抜いていきなさいということでございます。人海戦術になります。もしくはシートをかけてしまって、直射日光を避けるという取り方になります。そういうことを土木グループで草刈りはできませんという中で、県の方が水利組合とある団体使いまして、総勢午前午後で三十数名ずつ、当然町の職員も住民グループ、土木グループも行きまして、手で引いております。こういうことがずっとできるかというたら、できない状況下にあるので、今県が環境を通じてそれなりの対応するということになっています。管理として河川管理でもなく、環境が出てきてますので、今、喜瀬川では環境のほうが何とか対応するということになります。なるべく町の持ち出しなく、そういうのを排除したいと、この近辺では加古川の小川というところも結構生えています。権現川も生えています。そういう形でどんどん広がってきて、なぜか淡路島のほうまでありまして、この部分の除去が非常に苦労してますので、これは市町単体ではできないので県・国が今後考えていくということで聞いております。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  事項別明細書7ページの事業番号0000268戸籍住基等事務事業の中でセルフレジを導入して人も減らせるし住民の手間も減らせるという、これはいいことかなと思うんですけども、これというのはいわゆる券売機みたいなものを想定したらいいのか、その辺り確認させてください。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  コンビニエンスストアとかスーパーであります券売機いいますか、お金を入れて、お金を受渡しをしなくていい、証明書代を払える仕組みのものです。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  他市町ですと事前にそういった住民票だったら住民票みたいなボタン押したら何か券みたいなんが発券されるようなところもあるんですけども、そういったものではなくって、あくまでもお金の受渡しのときに直接お金を双方が触らなくていいような形にするものだという認識なのか、改めて確認させてください。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  そのとおりでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)  申し訳ない。一緒に聞いたらよかったんですが、すみません。ということは、結局職員は、そこにお釣りを渡す必要、お釣りも必要になってくるのかな、結局職員の事務的にはそれほど変わらないということなんですかね。今までどおり、その金額をレジなりなんなりに打って、それを住民の方が払ってもらったのを確認してという作業が必要になってくるという理解でいいのか確認します。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)  そうですね、この導入自身のメリットは支払いとか釣銭の受渡しがセルフ方式、自分のセルフ方式になるために感染リスクの低減につながるいうところでありまして、職員側については、その集計の自動化いうのも生かせますので、それで事務の効率化の向上が期待できると考えているところでございます。 ○議長(河野照代君)  他に質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「質疑なし」と認めます。  これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「討論なし」と認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第75号「令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)」を採決します。  この採決は挙手によって行います。  議案第75号「令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                 (挙 手 全 員) ○議長(河野照代君)  挙手全員です。  したがって、議案第75号「令和3年度播磨町一般会計補正予算(第7号)」は、原案のとおり可決されました。 …………………………………………………… ◎日程第7 委員会の閉会中の継続調査の件 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第7、「委員会の閉会中の継続調査の件」を議題とします。  各委員長から、継続調査について会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしましたとおり、閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  これで、本日の日程は全て終了しました。 ………………………………… ◎閉     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  これで、本日の会議を閉じます。  令和3年12月播磨町議会定例会を閉会します。  御苦労さまでした。                 閉会 午後5時26分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  令和3年12月15日                         播磨町議会議長  河 野 照 代                         播磨町議会議員  松 下 嘉 城                         播磨町議会議員  神 吉 史 久...